鳥目(とりめ、ちょうもく)という言葉 「鳥目:夜盲症のこと。夜になると視力が著しく衰え、目がよく見えなくなる病気」という言葉があるように、一般的には、周囲が暗くなると鳥は目があまり利かなくなると思われているのではないでしょうか? 当然、昼間に比べれば夜は見えづらくなっているであろうが、殆どの鳥は、夜間でも目が見えています。考えてみれば、渡り鳥などは、昼夜を問わず飛び続けたりするわけですし、一般的に飼育されているインコなども、夜でも飛んだり、かごの中で移動したりもしますものね。 ではなぜ「鳥目」なんて言葉が生まれたのでしょう? それは、人間にとって身近な鳥である鶏が、夜目が利かない鳥だったからと言われています。 また、変温動物であった恐竜から進化したと言われる鳥の殆どは昼行性であるため、夜はあまり活動しない事も、「鳥は夜目が利かない」と言われるようになった理由かもしれません。ちなみに、恐竜が