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po-l.hatenablog.com
~ 路上で ~ はい? ああ…… 良いですよ……… 良いですけど……… 幾らで買ってくれますか? TO BE COMUGIKO 特大の上物だから200円以下では売りませんよ? そこを何とか150円で譲っていただけないでしょうか?
~ BARで 鯖戸 ~ 「もしかして… 迷惑だった? こんな昼間っから来ちゃって…………」 「大丈夫だよ?… こっちこそ何か悪いな… 梅しごとでテーブル席ひとつしか残ってなくて……」 「それは全然だいじょーぶ… 一席在れば上等だし…… てゆーか 好きだし…………… ……………… 梅……………」 「前菜だよ」 「もしかして 疲れてる?…………」 「そんなことないよ… これも食べて…………」 「なんだか食べにくいなっっっ!! やっぱり疲れてるでしょっっっ!!」 「そんなことないって… 食べたら解るよ……」 「ホンマやっっっ!! うんまっっっ!!♡」 「なんか最近雨の降り方変だね… 心配だから今日は部屋干しにしてるんだけど… あ… でも…もう良い感じのも在る……… これなんかはもう干し上がりで良いかな…」 「一旦梅酢に戻したほーが良いんじゃない? 暫く雨みたいだよ?………」 「気遣ってくれてあり
~ クラスメイト ~ ターゲット発見…… 今日も私は カバンから出した特殊警棒を伸ばしつつ…… 女の背後に忍び寄り 後頭部を強めに一発……… と… その寸前 黒いスーツの男に手首を掴まれた…… いったい何故… てゆーかコイツ…… 何処から出て来た?……… 鼻に一発入れて逃げようと思ったら 顎に強い衝撃を感じ 一瞬視界が歪んだ後 歪んだ視界の周りから 無数の黒い髪の毛のようなものが 中心に向かって浸食して来た……… 視界が真っ黒になる寸前 私の瞳に映って居たのは 後ろから羽交い締めにされた藤子の 淡い 水色の左目だった……………… あれからどれくらいの時間が経過したのだろう…… いろんな音や声が入り交じる 騒がしい場所で薄目を開ける私…… 軀の自由は利かず すぐに今 自分の軀に何が起こって居るのかは解った…… 薄目を開けたその先には 私と同じ状況の藤子が居たので 申し訳無いな…… 私の不注意
これでいい…… 後悔は無い……………… 後悔どころか………… 今の私の心は…… 欣喜雀躍……………… ~ 鯖戸先輩の発酵教室 ~ 茄子の一番果は その後の実付きを良くする為… 早く採ってしまったほーが良い…… 当然 BARではこうなる…… シンプルながら とても美味しい殺りくちだ……… だが…… これを一般家庭で殺るのは………… かなりお難だろう……… そこで今回私は とっておきの方法をご紹介させていただく……… その… とっておきの方法とは………… 当然ながら ぬか床への埋没だ……… 少々 返り糠は浴びるかも知れないが…… こうしておけば保存も効くし 栄養価や それに伴う健康効果も…… 爆上げとなる………… よかったら是非 お試しいただきたい…………………………… TO BE COMUGIKO 糠を扱うときは跳ねても良いよう全裸がオススメです♡ 古漬が大好きなので去年の一番果はまだ寝かせ
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー…………」 「どうしたの?」 「こないださあ…… 唐揚げ乗っかったピッツァ食べさせてくれたじゃん? 覚えてる?…………」 「ああ…… もちろん 覚えてるよ また食べたいの?」 「食べたいってゆーか…… こんどは……」 「とりあえず サラダの用意出来たから食べなよ」 「あ… サンキュー いただきます……」 「はいチェイサー」 「ありがと…… ねえねバーテンダー…… なんか今日…… 異常に暑くない?……」 「気のせいだよ」 絶対気のせいじゃ無いと思う…… 「そっか…… 気のせいか…… なんか…… 超良い香りするんだけど…… これも…… 気のせいかな?…………」 てゆーか覗いてますやん…… 「はいどーぞ」 「ステキなリング…… ひょっとしてプロポーズ?……」 それにしても…… マジで 地獄のような…… 暑さだな…… 「熱燗どうぞ」 「殺す気DEAT
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえねえバーテンダー… 超てきとーにつくった 焼きソバっぽいのが食べたい♡」 「良いですけど… もっと良いやつ食べて欲しいな…」 「そーゆー気分の時って 在るじゃん?」 「解りますけど…… まあ… そんなにたべたいなら つくりますけどね…… ガチでてきとーに殺っちゃったほーが 良いんですよね?」 「うん♡ ガチテキでお願い♡」 「どーぞ ガチテキ焼きソバ風です」 「イエ~ス♡ お~モグモグ… 旨い旨い♡」 お…良いね…… 今夜はあんまし跳ねてないないじゃん…… 「これどーぞ 焼きソバと合うよ」 「おっ♡ 良いね良いね♡ 旨!」 どんな呑み方した? もういいや…… 「はいナポリタン」 「ヤッホウ!! 今夜は絶対 跳ねないよーに 食べるからねっ!♪」 フォークに巻いた時点で既に跳ねてんのに ここから跳ねさせずに食べられる訳無いじゃん…… ビンゴ 「ハンパ無く旨い♡」
~ コンプライアンス講習にて 東雲坂田鮫 ~ 本社に赴き コンプライアンス講習なるものを受講して来た……… ちょっと前 流行りだした頃よりは騒がれなくなったが… 今のご時世 最早コンプライアンスを無視しては なにもさせてはもらえないらしい……… 講習の内容的には 芸人のツッコミに始まり…… バラエティ番組での流血や YouTubeでのトップ等…… 禁止事項の羅列だったが…… それらの禁止事項 コンプライアンス=ハラスメント といった図式が成立してしまうのでは? と 考えさせられるような 馬鹿馬鹿しいものだった………… だいたいからして私の所属する法人営業部は それら禁止事項の ほぼ全てを網羅して居るではないか………… コンプライアンスの影響で職を失い… 又は仕事が縮小したことを起因とする貧困……… 特に働く女性…… 独りで働かなくては生きて行かれない女性達にとっては……… これは完全に暴力
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ……バーテンダー…………」 「どうかなさいましたか?」 「わたし………… 今…… とても悲しい…………」 「…………」 「ねえ…バーテンダー………… おからは…… おからはあんなに美味しいのに………… どうして主役になれないの?………………」 「棕櫚さん………… 主役だけが正しい訳じゃ…………」 「ねえバーテンダー…… バーテンダーなら おからを主役に出来るんじゃ無いの?…………」 「え………… お…… おからを主役に………… ですか?…………」 きっつぅ…… マジかよ? ハードル高過ぎだろ………… チキン乗せてみる? あ…… 同化しちゃってるわ…… トマト乗せるか? 塩糀で味付けして…… 難しいなぁ………… なんかTKGのおから版みたいになっちゃったぞ………… TKO…… なんか……誤解の生まれそうなネーミング………… 「棕櫚さん…… 頑張ってみました……
~ 追憶 バーテンダー ~ あいつの部屋に入ると 私の部屋と 同じ匂いがした……… 大型冷蔵庫が在ったので女に 「冷蔵庫から呑み物とって来て」 と頼んだ… 女が頬を押さえながら ふらふらと大型冷蔵庫に近付き その扉を開く…… 女が気を失って倒れる…… 「君…悪いなぁ……」 あいつがそう言ったので 「ノリツッコミみたいなもんだよ」 って応えた…… 冷蔵庫には女の頭部だけが保存して在ると言って居た… 「隣の部屋には まだ新しいのも在るよ」 と 言うので見に行くと 若い女が二人寝そべって居た…… 抱き起こそうとしたら ガチガチに固くなって居たので諦めた……… 死後硬直という現象は 殺害後30分くらいから始まり 半日ほどでピークに達する…… その状態を丸一日ほどキープして そこからはだんだんと 元の柔らかさへと戻って行く…… あいつの言う通り 女達の亡骸が まだ新しいということの証明だった…… 「
「酒森センパイ! それじゃあ私 ほんのちょこっとだけお化粧して来るっス 今日のコンパは 酒森センパイの為だけにセッティングしたんで 私は地味子な感じで 完全な黒子に徹するんで安心してくださいっス!!」 「別にいいって…… 鋳鷹の好きなようにしなよ 鋳鷹にこそ いいひと見つかって欲しいって 私は熱望して居るんだから…………」 「酒森センパイ………… やっぱ優しいっス………… でも今回は私 フルパワーで酒森センパイの引き立て役にまわるって 決めてるんで!!」 鋳鷹って良い子だな…… つくづくそう思う…… 私なんかどうでもいい…… 神様…… 神様どうか 良い子の鋳鷹に良縁を………… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「酒森センパイ~♪ それじゃあ行きましょっか 今日は私 本気で酒森センパイの引き立て役頑張りますからね~♡」 鋳鷹はやっぱり殺人的にお化粧が上手 そしてコンパ
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