サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
デスク環境を整える
pocketdtp.blog16.fc2.com
先日、Twitterでチラ見せしていた「印刷用データのチェックシート」、知り合いの方にご協力いただいて加筆・修正を行いました。 InDesignとIllustrator、両方で使えるようにしようかと思いましたが、項目数が増えそうなので「DTPデータ確認用チェックシート・Illustrator用」としてまとめてみました(InDesign用は後日)。 「印刷できる」データを作成するには、さまざまな点に注意しなくてはなりませんが、まずは最低限守るべき点に絞ってチェックシート化したつもりです(ご意見は多々あるかもしれませんが…)。 データ作成および修正時、データ入稿時、PDF入稿時のチェックに使ってみて下さい。 PDFのダウンロードはこちら なお、一般的なルールをまとめた「チェックシート」ですので、印刷会社やクライアントさんからの指示を優先して下さい。 ※分かりづらい点や追加したい項目などがありま
だいぶご無沙汰してしまいました… その間の成果は、+DESIGNING Vol.40の巻末の方に…(宣伝) パスポートやLETSなどのサービスでフォントをインストールすると、かなり多くの書体がインストールされます。 これらを整理するために、まずはインストールされたフォントだけを一ヶ所に集めたいですよね。 というか、こんなにフォントがインストールされてる状態ではシステムへの負荷が心配(Adobe CCでもフォント選びにくいし…)。 こんなときには、Font Bookの「標準フォントを復元」コマンドを使うと、OS X標準フォント以外を「Fonts」フォルダから別のフォルダに移動させることができます。 なので、パスポートやLETSのフォントをインストールした直後にコマンドを実行すれば、インストールしたフォントをまとめられます。 コマンドを実行すると、 というアラートが表示されますので「続ける」を
Illustratorの「形状に変換」効果を使用してテキストにカコミをつける方法、2015年版(?)です。 今回は「塗り」アピアランスではなく、「線」アピアランスで作成します。これにより、テキストサイズが変わっても「線の太さ」を変更するだけでカコミの大きさを調整することができます。 実はこの方法、昨年に思いついていたのですが仕組みがわからず(自分で作ったのに!)、放置していました。今回、hamkoさんに原理を教えていただいたので作成方法を公開。 1.テキストを入力 カコミをつけたいオブジェクトを作成します。今回の作例では40Q(10mm)で作成しています。 2.「線」アピアランスを設定する 「線」アピアランスを追加します。この「線」がカコミになりますので、カコミにしたい色にします。太さはテキストと同じサイズ(10mm)に設定します。 文字色は「文字」アピアランスでも「塗り」アピアランスでも
Illustratorの「形状に変換」効果を使用して、テキストにカコミケイをつける方法があります。 この方法によりテキストの増減に追従したカコミケイを作ることができます(参考)。が、いままでよく使われた方法では、テキストサイズに合わせたカコミを作るには少々面倒な計算が必要でした。 先日、別件でアピアランスをいじっていたところ、カコミケイをつける新しい方法を思いついたのでご紹介。 ※この方法とは別の方法も公開しています。こちらも併せてご覧ください。 1.テキストを入力 カコミケイをつけたいテキストを作成します。文字色とカコミ色、それぞれの塗りアピアランスを用意します。 今回の作例は80Q(20mm)で作成しています。 2.「パスの変換:変形」を適用(1回目) カコミにしたい「塗り」アピアランスに 「パスの変換:変形」→「拡大・縮小」を垂直方向:0% 「移動」→垂直方向:10mm(「テキストサ
前回の続き。今回は紹介した方法を応用して見出しカザリとアンダーライン・打ち消し線を作成してみます。見出しカザリは複数行になった場合の応用例も紹介しています。 例によって(?)作成は面倒ですが、サイズ変更後の再設定は簡単ですのでこちらもぜひ。 1〜2.「形状に変換:長方形」を適用する 前回の手順の1〜2までは同じです。「値を追加」で幅・高さを0mmに設定した長方形を作成します。 [見出しカザリ] 3.「パスの変換:変形」を適用(1回目) 「パスの変換:変形」を「拡大・縮小」を垂直・水平方向ともに「0%」で適用します。 このとき「原点」は左上に設定します。 これにより、キャプチャにある青線の位置に、高さ・幅ともに「0」で長方形が移動(変形)します。 4.「パスの変換:変形」を適用(2回目) 前回と同様、再度「パスの変換:変形」を適用し、3で変形させた長方形をテキストの中央部に移動します。 さら
Illustratorで仕上がりサイズを指定する(=トンボを付ける)には、2つの方法があります。 1.トンボをオブジェクトとして作成する 仕上がりサイズで長方形を描画して選択、「オブジェクト」メニュー→「トリムマークを作成」を実行すると、選択したオブジェクトのサイズに合わせてトンボが描画されます。 なお、仕上がりサイズを指定する長方形を描画するとき、必ず「線」を「なし」にしてください。「線」を設定したまま「トリムマークを作成」を実行すると、仕上がりサイズが線幅を含んだサイズとなってしまい、本来の仕上がりサイズと異なってしまいます。 この方法では、1つのアートボード内に表面・裏面などの複数のレイアウトを複数のトンボ付きオブジェクトとして配置することができます。アートボードのサイズをA4やA3などプリンターが出力できるサイズに設定しておくと、プリントアウト時に表裏を1枚でプリントアウトすること
以前書いたエントリが古くなったので更新。 現在の個人的なフォント管理方法について。 【基本方針】 常用するフォント:/Users/(ユーザー名)/Library/Fonts/へ デザイン作業等で一時的に追加するフォント:FontExplorer X Proで管理 以前は「/Library/Application Support/Adobe/Fonts」にフォントを出し入れしていましたが、Adobeがこちらのフォルダの利用を推奨しなくなったので、それ以前に使用していた「User/(ユーザー名)/Library/Fonts」を使っています。 ただ、Fontsフォルダに入れるのは自分の作業環境でデフォルトとしてインストールしておきたいフォントのみに絞り、和文フォント・欧文フォントをそれぞれフォルダにまとめています。 「User/(ユーザー名)/Library/Fonts」はこんな感じ。展開してい
InDesignに配置された画像を適正解像度へ自動でリサイズするスクリプト「shag(仮称)・無償版」のマイナーアップデート作っていただきました。 今回のバージョンは「0.68」になります(前のバージョンは「0.64」)。 0.64から0.68の変更点は、 ・画像解像度の変更によるサイズ誤差がドキュメント上で0.2mm以内に収まるよう変更 ・処理対称が「選択範囲」以外のとき、画像のあるレイヤーがロックされているとエラー終了するのを修正 ・CS以前のPhotoshopで保存されたEPSなど、EXIFデータを持たない画像に対応 ・リサイズ処理の開始前に、Photoshopのスクリーンモードを強制的に「通常」にするよう変更 となります。 「shag(仮称)」について詳しく知りたい方、使用をご希望の方はこちらへ。 すでにお使いいただいているユーザーさんにはメールにて新バージョンのダウンロードURL
InDesignやIllustratorに配置した画像、配置した後にRGBだったことに気付いて…ということはありませんか? 全てのリンク画像を再度CMYK変換してもよいのですが、全ての画像に更新がかかってしまうため、ちょっと作業が繁雑です。 このような場合、Bridgeで画像を検索して必要な画像変換(バッチ処理)をすることができます。 1.画像を検索する まずはリンク画像があるフォルダに対して検索をかけます。複数のフォルダを検索する場合は、それらのフォルダを含む上位階層で検索を行います。 2.検索条件を指定する 検索条件を指定します。RGB画像を検索する場合はカラーモードを「RGB」に設定します。 サブフォルダを含む場合は「すべてのサブフォルダーを含む」にチェックを入れます。また「インデックスされていないファイルを含む(低速検索)」には必ずチェックを入れてください。 条件を指定したら検索を
DTPtransitさんの「InDesignの表のセル内でタブを使って整形する」ですが、「小数点揃えタブ(または指定文字)タブ」機能を使って揃える方法もあります。 この機能、本来(?)は小数点などで桁数を揃えるためのものですが、表内の文字列を揃えることもできます。このときセル内の文字列にタブを入力する必要がありません。 まず、表組みの右列に対して、 [書式]メニューの[タブ]で、 ・タブ揃えボタン:小数点揃えタブ(または指定文字)タブ ・タブの位置:任意 ・揃え文字:位置を揃える基準文字(サンプルでは「×」) に設定します。 これで「×」を基準にして文字列の位置を揃えることができました。さらに右側の桁数を揃えるために[検索・置換]で任意のセル内の「×」の後に「数字の間隔」を入力します。 整形後はこんな感じ。 さらに左列に対しても整列を行います。「(」を基準に揃えるため、揃え文字に「(」を指
勉強会(の懇親会)などで「Adobe CSを複数インストールすることってできますか?」という質問をよくいただきます。 個人的には複数バージョンをインストールして使っていますし、Adobeさんのデモなどでも複数バージョンをインストールしているのを確認できますね(名久井さんのアイコンの並べ方が素晴らしい!)。 ですが、無計画にインストールして使用するとアプリケーションの不調に悩まされることになりかねません。そこで、個人的に気をつけているコトをリストしてみました。ただし、あくまで個人的な経験に基づくものですので、ご利用は計画的に。 1.旧いバージョンからにインストールする 複数バージョンをインストールする場合に一番基本となるのがコレ。 CS6をインストールしたシステムに後からCS5やCS3をインストールしたりすると、アプリケーションが使用する共有ファイルが旧いものになってしまいます。 ですので、
library/FontsなどのOS Xのフォントフォルダにフォントを出し入れして手動管理している場合、OS標準のフォントと追加したフォントの見分けが付かなくなってしまうことがあります。またアプリケーションによってはインストールの際にフォントも自動でインストールすることがあります。 こういったフォントの整理に便利なのが、Font Book.appの「標準フォントを復元」機能。各フォントフォルダにインストールされているOS標準以外のフォントを削除(移動)して、フォントフォルダを整理することができます。 使い方はとても簡単で、「ファイル」メニューの「標準フォントを復元…」を選択して実行するだけ。 「非標準のフォントがすべて削除されます」というアラートが出ますが、 実際には削除ではなく「Fonts(Removed)」に移動されます。 実行結果はダイアログとして表示されます。 残念ながら削除してし
Bridgeの表示速度は、 1.必要以上のサムネール/プレビューを表示させない 2.サムネールの表示画質を落とす 3.処理するファイルサイズの最大サイズを制限する ことでサムネール/プレビューの品質を調整(制限)して向上させます。 以下、各項目についての解説を… 1.必要以上のサムネール/プレビューを表示させない デフォルトのワークスペースでは「コンテンツ」パネルと同時に「プレビュー」パネルも表示されます。この場合、ファイルを選択すると「プレビュー」パネルにサムネールが表示されるため描画に時間がかかり、反応速度が遅くなります。そこで… 自分が常用しているワークスペース。「プレビュー」パネルを閉じ、プレビューを生成しないようにしています。ついでに3カラムから2カラムに変更して表示領域を広げています。 2.サムネールの表示画質を落とす ディレクトリ表示の右側にある「埋め込み画像を優先して、すば
Adobe Bridgeの画像キャッシュは、サムネールやフルスクリーンプレビューのデータをキャッシュしています。一度表示した画像やフォルダを再度表示する場合、キャッシュを利用して再表示するので動作が軽くなります。 ですが、ある程度キャッシュが溜まってくるとBridgeの動作が重くなってきます。そこで定期的、もしくはBridgeの動作が重くなってきたらキャッシュを削除することで動作を軽くさせることができます。 キャッシュは「環境設定」→「キャッシュ」→「キャッシュを削除」もしくはoptionキーを押しながら起動することでも削除できます(参考記事)。 このとき、素材集などキャッシュを削除したくない特定のフォルダーに対しては「キャッシュをフォルダーに書き出し」しておくとキャッシュがクリアされず、動作速度を維持することができます。 キャッシュをフォルダーに書き出すには、書き出したいフォルダをBri
InDesignに配置された画像を適正解像度へ自動でリサイズするスクリプト「shag(仮称・無償版)」の配布を開始します。 自分がAJABONさんに開発を依頼して作っていただきました。なお、開発にあたり、kamisetoさん、流星光輝さんには多大なるご協力をいただきました。 【入手方法】 右のサイドバー下部にある「お問い合わせ」フォームより、「shag希望」とメッセージをお送りください。 その際、メールアドレスの記入をお願いいたします。いただいたメールアドレスにダウンロード用URLをお送りします。(手動返信につき、返信が遅れることがあります) 記入いただいたメールアドレスは、アップデートや修正等があった場合の連絡に利用させていただきますが、それ以外の用途には使用しません。 ※数日以内にダウンロードURLを送信しています。メールが届かない場合は迷惑メールに分類されていないかをご確認ください。
本日開催されたDTP Booster 037に出演させていただきました。 ご参加いただいた皆さま、ご来場ありがとうございました! 紹介したトピックと詳細についてまとめました。 1.画像配置にまつわるエトセトラ a.CS6からコンテキストメニューに「配置」→「Illustrator内」「InDesign内」が追加 +Bridgeのディレクトリバーにフォルダ・ファイルをD&Dして当該ディレクトリに移動可(うさこさん、Thanks!) b.マスク内の画像を選択して編集モード 1.マスクを外した状態で画像確認 2.画像を配置するとマスクに追加(Bridgeからの配置も可) 3.コピペでもOK(オブジェクトも可) c.マスク内の画像を「オブジェクトを編集」で削除→マスク属性が残る マスクオブジェクトを選択して編集モードON、オブジェクト・画像をコピペでマスクに追加(画像は配置でも可。Bridgeなど
DTPの勉強会 第8回で解説させていただいた「埋め込まれたプロファイルの不一致」のアラートが出たときの挙動について、あらためてまとめてみました。 RGB画像もCMYK画像もアラートのメッセージは同じです。 カラー設定のカラーマネージメントポリシーで設定したプロファイル(カラースペース)と、画像に埋め込まれているカラープロファイルが異なるのでどうする?というメッセージ。 それぞれのチェックを選択した場合の挙動も同じです。ここでは画像のカラー値(CMYK値)がどう変化するかを見てみます。(スポイトツールの測色結果#1〜#4を参照) 1.オリジナルの画像(画像提供:hamkoさん) 2.埋め込みプロファイルを使用 カラー値はオリジナルと同じ値になりますが、カラー設定でのカラースペースは一時的に無視され、ドキュメントに埋め込まれているプロファイルがカラースペースとして使用されます。 3.作業スペー
Illustrator CS6のCreative Cloud&サブスクリプションユーザー向けの機能「埋め込みの抽出」を試してみました。 結論から言うと「使わない方がいい」と思います… 埋め込み画像を抽出する必要がある場合、「PDF互換ファイルを作成」にチェックを入れたIllustratorドキュメントをPhotoshopで開いて、画像を抽出することができます。 この場合、リンク画像のファイル名が維持できず、また画像の再リンク(リンクの置き換え)が必要になりますが「画像を抽出する」ことだけを考えれば、はるかに安全です。 ということで、ダメなトコロをご紹介… ※2012.10.18 パッケージ版で保存したドキュメントとCC版のCs6で保存したドキュメントで発生する不具合に差があるようです。各見出しにその旨を追記しました。 1.サイズが変わる(パッケージ版ドキュメントのみ) 一番ダメなところ。画
ゆえあってMacBook Pro(Early 2011)を購入しました。 実はIllustrator CS3のアップデータネタはこやつのためだったりw もともとmStandを持っていたので、とりあえずその上に鎮座させました。 この状態で、クラムシェルモードにして外部ディスプレイに繋いで使っているのですが、結構冷却ファンが廻る… で、調べてみたところ、こんなTipsを発見。 ■Mac Fan.jp:液晶を開いたままノート型Macをクラムシェルモードで利用する http://macfan.jp/guide/2011/04/07/macbook_29.html 早速試してみたのがこちら。ウチのMacBook Proの場合、SDカードスロットの上辺りに磁石を置いたところ、ディスプレイを開いたままクラムシェルモードにすることができました。 これ、熱対策にも(多分)効果的ですが、この状態で電源ボタンが
Twitterでは何度か書きましたが、どうにもこうにもヒドいので… Adobeさん、 各アプリケーションの「ヘルプ | トピック」はお飾りですか!? 現状、CS5/6のアプリケーションからヘルプを選ぶと、 「ヘルプ | トピック」というページにトバされるのですが、このページ、トッピク形式のヘルプとして以外、何の役にも立っていません。 たとえばIllustratorの「ヘルプ | トピック」の検索ウィンドウで「線幅ツール」と検索してみると… 自分が探しているのは操作ガイドなんですが… ちなみにCS6のリリースから1ヶ月以上経っているのに未だにマニュアルのローカライズが行われていません! また、CS5までは存在したオンラインマニュアルもどんどん消されはじめています。CS6の公開直後は、CS5のオンラインマニュアルが統合されたとのことで非公開になりましたが(当時のTweetその1・その2)、気が
以前、「MacOS Lion環境ではIllustrator CS3のアップデータが適用できない」というエントリを書いたんですが、どうしてもLion環境でアップデータをあてる必要が出たのでやってみました。 ※ターミナルを使わずにアップデータを適用する方法を紹介いただきました。くわしくはこちら アップデータを適用する方法は、DTP駆け込み寺の「LionとIllustrator 13.0.2で」のレスで紹介されています。まんま引用させていただくと、 MacOSX LION(10.7)においてIllustratorCS3のアップデートがかけられないのは、アップデータ内にPPC用バイナリが入っているためであり、これをOS内に入っているものと置き換える(リンクさせる)ことによってアップデータをかけられるようになります。 ①ターミナル.appを立ち上げます ② whereis bspatch と入力しま
Photoshop CS6を使い始める前に気をつけておいた方がいい設定項目が2つあります。それは「画像補完方式」と「ベクトルツールと変形をピクセルグリッドにスナップ」の2つ。 画像補間方式は画像の拡大/縮小などを行う際などの画質に関わる設定ですが、従来(CS5.1)は「バイキュービック法(滑らかなグラデーションに最適)」だったのが「バイキュービック法(自動)」という新しい設定項目がデフォルトの設定になりました。 画像を拡大する際は「バイキュービック法-滑らか(拡大に最適)」、縮小する際は「バイキュービック法-シャープ(縮小に最適)」を選択してくれる(であろう)一見便利な設定項目ですが、「バイキュービック法-シャープ(縮小に最適)」は画像によってはシャープがきつめにかかるため、「今までと違う?」といったコトが起きるかもしれません。 「ベクトルツールと変形をピクセルグリッドにスナップ」のチェッ
※原因が判明したので初出時から大幅に追記・編集しました。 CS6をSnowLeopard環境のマシンにインストールしたのですが、何故か上記のようなエラーが表示されてカラーガイドがまともに起動しませんでした。 CS2~5.5をインストールしていたり、DefaultFolderをはじめ色々なエクステンションを入れてたり、インストールされているフォントをいじっていたので、原因がなかなか掴めなかったのですがようやく判明しました。 結論として、 SnowLeopard環境でMacOSに付属のVerdanaフォントを外す とカラーガイドパレットが起動しなくなります。 実際にどういう症状が起きるのか、動画にしてみました。 ※オリジナルはこちら なぜ自分の環境でこのような状況(Verdanaが外れたのか)に陥ったのか、判明しました(@Ksitigarbhaさんありがとうございます!)。 自分は、 1.OS
CS6で正式に廃止されたSING、実際にSINGを使用したドキュメントを開くとどうなるか、試してみました。 用意したのは以前テストしたドキュメント。小塚明朝に(こっそり仕込まれていた)SINGの外字情報を使用しています。 正しくはこんな感じで開かれます(太ゴProで文字化けしているのはAJ1-4の領域外文字だから)。 InDesign CS5でもCS3に付属の小塚を使用すれば、 きちんと表示されます(画像は使い回し)。 ただしCS5に付属の小塚を使用して開くと、 アラート無しで化けます。 前置きが長くなりましたが、このドキュメントをInDesign CS6で開くと、 こんな(よく見るとローカライズのおかしい)アラートが出て、 こうなります。SING自体の機能が無いのでCS3に付属の小塚を使っても同じアラートが表示されます。「適切な文字に置き換え」って、外字の場合はどうするんですかね?(と、
イラストレーターで文字やオブジェクトにフチを付け、さらにズラシカゲを付ける場合、アピアランスを使うのはイマドキの常識。 ではズラシカゲはどうやって付けるかというと、「アピアランスで新規に線を追加して変形効果でズラす」 という方法があります。 が、変形効果に用意されている機能を使うとアピアランスを増やさなくてもズラシカゲを追加することができます。 それがこちら。 「変形効果」ウィンドウの右側の「コピー」に数字を入力してズラシカゲを作製しています。 実はここに数字を入力すると、その回数分だけ拡大・縮小/移動/回転で指定した変形がコピーされます(元のアピアランスはそのまま)。 本来はイラストやグラフィックを作成する場合に重宝する機能ですが、このようにちょっとしたコトにも使えます。 アピアランスは便利な機能ですが、多用するとオペレーティングミスやオブジェクトの構造が複雑化してしまいます。ですのでこ
森さんのBlogで取り上げられていた、 「感-5864.ai」という形式の名前を持つファイルを、冒頭の漢字1文字とハイフンまでを外した「5864.ai」という形式の名前にリネームしたい。たくさんあるのを一括処理したいという課題 自分ならAdobe Bridgeを使います。 #よく考えたらコレ、大阪DTPの勉強部屋の課題デスね。楽しそぅ 1.Bridgeの「ファイル名をバッチで変更」で正規表現を利用する Bridgeの「ファイル名をバッチで変更」で正規表現を利用するには、プリセットを「文字の置き換え」に変更し、ファイル名の検索置換オプションの「正規表現を利用」にチェックを入れます。 #プリセットを「文字の置き換え」に変更するだけで、単純な文字の置き換えによるリネームもできます 2.設定を入力する ダイアログ下部のプレビューを確認しながら設定を入力していきます。 サンプルでは元のファイル名にあ
先日参加させていただいたDTPの勉強部屋(の交流会)で紹介させていただいた「形状に変換」で作ったカコミごと回転をかける方法の紹介です。 ご質問をいただいたのでBlogでも紹介させていただきます。 #ということで、kkさんのご質問をエントリにさせていただきましたw アピアランスを利用してテキストオブジェクトにカコミを追加する方法(と注意点)は以前にも紹介しました。 これを回転させる場合、回転ツールで回転させると、 カコミとして設定した「形状に変換」が意図したように反映されません。 そこで、「効果→パスの変形→変形」で回転を利用します。 設定画面にある回転に数値を入力して オブジェクトに回転をかけます。すると こんな感じに回転をかけることができます。 なお、「変形」効果をかける際はオブジェクト全体に適用されるように設定してください。 また、効果で回転をかけているのでアウトラインビューで見てみる
昨日の「DTPの忘年会・2011年」で質問をいただいたのでまとめてみました(会場内で一部の方にデモしていたものです)。 Illustratorでテキストをアウトライン化すると、塗り/線のアピアランスはグループに設定されます。 左がアウトライン前。右がアウトライン後。 グループを解除するとアピアランスが消去されてしまうため、アウトライン化した後に文字を差し替えるのは一見面倒ですが、サブレイヤー機能を使用することでグループを維持したまま文字を差し替えることができます。 1.オブジェクトの概要 サンプルの概要はこんな感じ。 実際に仕事で使用したアピアランスを流用しました。オーバープリントが付いているアピアランスは特色をノセにしています。 が、アピアランスの設定をメモしてグループを解除→文字を差し替え→アピアランスを再設定するのはちょっと面倒… 2.差し替える文字を用意する まずは差し替える文字を
先日はDTP Boosetr 031にご参加いただきありがとうございました。 鷹野さんのセッションおよびDTP Transitさんで紹介していただいた「文字の塗りを残したまま、アピアランスを使う場合には文字属性を最前面に」の補足です。 1.文字アピアランスを含めたアピアランスの並び順を指定してグラフィックスタイルに登録する場合は、文字オブジェクトでアピアランスの並び順を指定して登録します。 2.文字オブジェクトに着色する場合は、オブジェクトに予め指定したグラフィックスタイルを適用してからカラーを変更します。 以下、手順を。 アピアランスの並び順(塗り→線など)を指定して登録する場合、 パスオブジェクトで登録すると、 「文字」アピアランスは最下部に配置されてしまいます。そこで、 テキストオブジェクトを使ってアピアランスの並び順を指定し、グラフィックスタイルに登録します。なお、このグラフィック
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『あかつき@おばなのDTP稼業録』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く