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「捜査はやるかやられるか、戦いである」 言葉に気迫がみなぎる。特捜検事歴は7年。「一度は精鋭部隊を率いて果敢な戦いをしてみたかった」と強調、政官財界に巣くう社会の悪に挑む覚悟を示す。 「つぼやんは一流の割り屋だ」。かつての同僚や上司は愛称を交えてそう話す。口を閉ざす容疑者から供述を得る技術を「神業」とまで評する。平成8年、元石油商を脱税容疑で取り調べ、関西空港汚職へと結び付ける重要な供述を引き出した。取り調べはさぞ厳しいかと思いきや、元石油商は「本当にいい人だった」と著書の中で明かす。「次の特捜部長」を決定付けたのが神戸地検特別刑事部長時代。検事3人と事務官という小さい部署ながら、元宝塚市長や元神戸市議の汚職など独自事件を手掛けた。毎朝、冷水を全身に浴びて仕事モードに切り替える。愛妻家で、最近、弘法大師が悟りを開いたといわれる室戸(高知県)へ旅行した。「どれだけ強い意志で捜査に臨むか。容疑
首都東京体感治安(1、2日 単位レベル) 万引きが多すぎる 【治安うんちく】 それにしても泥棒が多すぎる。まだ1か月だというのに認知件数は3万件を超えているのだ。しかも6000人が逮捕されている。1日あたりにすると200人になる。その背景にあるのは万引き犯の増加だ。 …… …… …… …… 警察庁によると、令和6年1月現在の窃盗犯の認知件数は3万8101件で、前年同期より4012件の増加。検挙件数は1万2699件で同1877件の増加。この結果、検挙率は1.6ポイントアップの33.3㌫だった。 検挙人員は6640人で709人の増。うち少年は125人増の740人なのである。 中でも非侵入盗は2072件も増えて2万1328件。大きな要因は万引きの増加だった。 認知件数は8476件で1267件も増えている。検挙件数は777件増の5069件。人員は3914人で481人も増えている。うち少年は55人増
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