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ジョン・シャーマンの自分自身を見るメソッドの特徴のひとつが、回復期の存在だ。薬の副作用、またはめんげん反応のようなもので、見ることの作用が完了するまでのあいだ、いろいろな面での混乱や不安が増大することが多いと言われている。 回復期は終わるまで終わらないという。そしてジョンいわく、完了を早める手段はない。 ただし、回復期のつらさを軽減するためにできることがひとつだけあるとも言っていて、それは注意を向ける先をコントロールするエクササイズで、以前は Practice of Focused Attention (注意の焦点を合わせる練習) と呼ばれていたが、今は Directed Attention Excercise (注意を向けるエクササイズ) という名前になっている。 このエクササイズをしても回復期のつらさはちっとも軽くならない、という報告もあるようだが、このエクササイズをしていなかったらも
ジョン・シャーマンが生んだ、自分自身を見るメソッドのふたつめ。「幼少時記憶メソッド」と名づけられている。 原文: The Childhood Memory Method (JustOneLook.org) == 以下、訳 == 幼少時記憶メソッド ここで説明する幼いころの記憶を使うメソッドは、かなり前から使っていたもので、その効果を体験した人は数多い。とはいえ、これが唯一の方法というわけではない。もうひとつのメソッドで良い結果を出している人たちも多い。そのもうひとつのメソッドについては、この記事のいちばん下にリンクを置いている。 まず、ただ座り、少しのあいだくつろごう。 目を閉じて、自分の呼吸をしばらくただ見守る。特別なことは何もない。息が身体に入ってから出ていくその感覚に注意を向けておくだけだ。目を閉じたまま。息を吸って… 息を吐いて…。鼻から空気が入ってきて出ていくその感触に注意を集中
前の記事で触れた「あるテクニック」については書きたいことがたくさんある。と同時に、書いても仕方ないという気持ちも強かったりする。自分で整理、消化できるまで待とうとも考えたが、まずはそのまま訳してみた。 なお、シンプルなインストラクションから受ける印象とは違って、劇的な影響が生じることが多いテクニックだと言われている。かなりひどい状態が何年も去らない場合もあるらしい。そういう注意書きを読まずにいきなりやってしまって、僕の場合はけっこうな混乱が続いている (釣りに行ったり、子どもと話をしたりして、一時的にかなり落ち着いた気はするが)。 だから、安定が望ましい状況にある人には薦めない。出産直後とか、結婚直前とか、そういう人はやめておいたほうがいい気がする。「またまた〜、そんな大げさな」と思う人はあくまでも自己責任で。 うまくいったかどうか (うまくいった感じがしたかどうか) はどうでもよく、真剣
自分を見るメソッドをジョン・シャーマンが紹介している短い文を訳してみた。 lookという単語は、見る、眺める、注視する、熟視する、視る、観る、調べてみる、確かめる、よく見る、目を向ける、などなど、いろいろな言葉で訳すことができる。ここでは、本当にただ見てみるだけというニュアンスが伝わりやすいと思い、「見る」という訳語を選んだ。 ジョンのメソッドで見る対象 (対象と呼ぶのはじつは不適切) は、大文字で始まるSelfでもYouでもなく、単なるyouだ。真我でも《自己》でもなく、自分。 原文: How to Look at Yourself (JustOneLook.org) == 以下、訳 == 自分自身を見るには 私たち (訳注:ジョンと奥さんのカーラ) がしているのは、人間のあらゆる窮状の根本原因についてひとつの明快な洞察を示すこと、そしてその根本原因を効果的に除去する、内側を見るというシ
ジョーイ・ロットはKindle本を何冊も出している。その中に、Discovering Freedom from Obsession and Compulsion: My Journey and Discovery of Freedom (「強迫観念と衝動からの解放 ― 探究の旅、そして自由の発見」) というのがある。苦しみつづけていた強迫性障害 (OCD) から解放された体験と、そこから抜けるために誰でも簡単に取り組める方法が語られている。 その本を読んでからジョーイのブログを見ていたら、本で示されている方法がほぼそのまま説明されている記事があった (一部の補足的な技法は本にしか書かれていない) 。ブログ記事では「苦しみ」という一般的な言葉が使われているけど、だからこれはOCDや他の依存症状にも適用できるはずだ。 Q&Aを含んだちょっと長い記事のため、2回に分けて訳すことにした。ちなみに、
ジョーイ・ロットのブログの記事をひとつ和訳してみた。至福についてのもの。 いろんなミーティングに出てみて感じるのは、至福という想像上の状態についての質問がけっこう多いということだ。「あなたはつねに至福の境地にいるんですか?」と先生に聞く人を何度も見た。それから「至福の境地からいつも追い出されてしまうんですが、追い出されないようにするにはどうしたらいいんですか?」という質問もある。 そのあたりについてかなり噛み砕いて説明している記事だ。 原文: Bliss (joeylott.com) == 以下、訳 == 至福 ここ最近の話だけど、(大きなくくりで言えば) 至福というテーマについて何人かの人たちから話が出た。それで、そのことについてちょっと書いてみようかという気になった。書く意味があると思うから。 どんなストーリーを抱えていても、何に関心を持っていても、どういう性格だとしても、何をしている
カリフォルニアで行われているScience and Nonduality Conference 2010(SAND 2010)というカンファレンスに参加しています。Nondualityとは非二元性のことで、その理論が非二元論(Non-dualism)と呼ばれるようです。 欧米のアドヴァイタの「グル」、伝統的な非二元論の研究者、物理系の科学者などがスピーカー一覧に名を連ねていて、6日間に渡って様々な講演やセッションが予定されています。今回はジェフ・フォスター(Jeff Foster)、アジャシャンティ(Adyashanti)、フランシス・ルシール(Francis Lucille)が出るということで、一箇所で何人もの教師たちに会える機会はあまりないので、参加を決めました。 今日は、ジェフ・フォスターとスコット・キロビー(Scott Kiloby)のそれぞれの半日セッションに出ました。 ジェフ・
このブログの更新を停止することにした。 年に数回しか記事を書かず、読む人もあまりいなくなったブログだから、終わるのならそのまま放置しておけばいいとも思った。それに、わざわざ終わりますなどと言うのは、すっかり見かけなくなった芸能人が引退発表をするのと似て、だいぶ格好悪い。 それでも「更新停止」と書くのは、お知らせというよりも、自分の区切りとしての意味が大きい。 そして少し大げさかもしれないが、吉福伸逸さんが言う「アイデンティティの破綻」にもつながることとしてこれを捉えている。5年ほど前にこのブログを訪れる人の数がずいぶん増えた時期に、このブログを書く人、非二元の本を翻訳する人、というアイデンティティが強大になった。それ以来どこかでそこに寄りかかっていたのだが、昨晩、それをちゃんと捨てようとはっきり思った。 レオ・ハートンの翻訳本の発売告知が済んでから、という考えもあったが、いつ出るかわからな
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