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災害への備え
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【前編】レゲエ・キーボーディスト鼎談、キーボードサミット? 外池満広 + 小西英理 + HAKASE-SUN Text by Riddim, Photo by “EC” Ishii アンセル・コリンズの来日がもうすぐだ!東京だけでしか開催されないGladdy Unlimitedにジャマイカ代表としてやってくる。迎えるMatt Soundsには二人のキーボーディスト、外池満広と小西英理がいる。そこにスペシャルゲストとしてHAKASE-SUNが加わり、計4名のキーボーディストの饗宴となる。ということで、日本勢3人に集まってもらった。 ●今回キーボーディストがアンセルを入れると4名となります。3人の皆さんの身辺調査から(笑)。 外池満広(以下、T):なかなか無いですよね。 小西英理(以下、K):初めてです。 ●まずは、それぞれがキーボードを始めたきっかけからお聞きしたいんですけど。 K:私は小さ
Text by有太マン Photo by RealShot MASATO 日本語ラップにおける「BUDDHA BRAND」の名の、受け取り方に多様性はあれ(10/17放送のテレビ朝日・アメトーーク!「ラップ大好き芸人」参照)、その存在の大きさを認めない人間はいないだろう。 フロントマンだったDEV LARGEの逝去が伝えられたのは2015年。その衝撃から4年が経ち、いまだ人々の心から消えないうちに、新アルバムが発売される。 タイトルは『これがブッダブランド!!』。 今回いただいたのはラッパーのお2人、函館に移住したデミさんことNIPPS、蒲田在住のクリさんことCQが揃う貴重な機会。そこに、コン(またはヒデ)さんことDEV LARGEのNY時代からの盟友であり、ブッダよりデビューが早かったことでライバル視もされていたクボタタケシさんに同席いただき、画期的な鼎談が実現した。 ●僕自身が最初に『
今が、全盛期。初セルフタイトルアルバム、そして2枚組『THA BLUE HERB』 ILL-BOSSTINO Text by BIOCRACY Photo by cherry chill will(ILL-BOSSTINO), Hajime Nohara 3.11後、ILL-BOSSTINOのインタビューを敢行するのは何回目になるだろう。 アルバム『TOTAL』、東北の被災地三ヶ所を巡ったDVD『PRAYERS』、ソロアルバム、本物の嵐を呼び込んだ野音ライブと、節目節目に聞いてきた話が、ある意味一つの必然として、初めてセルフタイトル『THA BLUE HERB』とした2枚組アルバムへと集約されていく感覚。 今回、文中の「僕」と「オレ」は統一せず、あえてそのまま残した。これはその方が、話を直接伺いながら感じたアルバムに詰めた想い、リスナーへの真摯な姿勢、ここまで築き上げてきたもの、そして完成
Text & Photo by Shizuo “EC” Ishii KODAMA And THE DUB STATION BANDとMatt Soundsはドラムの森俊也とギターの秋廣真一郎が共通する、いわば兄弟バンドのようなものだが、それぞれの佇まいは大いに異なる。それはレゲエと言う音楽の幅広さ、奥深さでもある。「Gladdy Unlimited」で共演するこの2つのバンドから森俊也、キーボードのHAKASE-SUN、そしてトランペットのこだま和文の3人に話を聞いた。オモシロい! ●皆さん、たぶん最初は違う音楽から入って今はジャマイカン・ミュージックが中心になっているんだと思いますが、レゲエじゃない最初の音楽は何が印象に残っているんですか。まずは、HAKASEから。 HAKASE-SUN(以下、H):僕は高校生の頃がちょうど80年代の前半くらいで、最初はやっぱりビートルズですね。ありきた
Interview by 平井有太(マン) 『建設的』から30周年、『再建設的』をリリース。さらに自身のコネクションを縦横無尽に体現する「いとうせいこうフェス」の開催。それでは一筋縄ではいかない幅広い活動について、いとうせいこうロングインタヴュー。 ●『業界くん物語』のアルバムが85年、同年にはハードコアボーイズ「俺ら東京さ行ぐだ」(ほうらいわんこっちゃねえMIX)もあります。ですので、「30周年」と言った時、せいこうさんにとってスタートは『建設的』(86年)だったのかな?と。 いとうせいこう( 以下、S):今オレが入ってる事務所の社長が、当時『建設的』のディレクターだったの。それで「いとう、30年だぞ」とか言い始めて、だからオレがちゃんと数えてるわけじゃないんだよね。 ●「東京ブロンクス」という言葉は、大きなキーワードです。同時に大都会「東京」と、当時のブロンクスの在り方はかなり乖離し
Text by Hajime Oishi (大石始) Photo by cherry chill will(sole) ランキン・タクシーとピーター・バラカン。長年の音楽愛に支えられた発言と活動により、多くのミュージック・ラヴァーから熱烈な信頼を得ている両者は、80年代からシンパシーを寄せ合う関係でもあった。今年4月に出た最新作『RUFF GUIDE TO…RANKIN TAXI』のアナログ盤でのリリースを控えているランキン・タクシー。そして、アナログ盤だけをかけるラジオ番組『アナログ特区』(FMヨコハマ)のパーソナリティーを務めるピーター・バラカン。そんな2人によるスペシャル対談をお届けしよう。 ●お2人が初めてお会いしたのはいつ頃なんですか。 ランキン・タクシー(以下、R):覚えてないなあ……。 ピーター・バラカン(以下、P):僕がM-On TVで「PBS」というテレビ番組を持ってたと
Text by 川勝正幸 – Msayuki Kawakatsu 日本初のインストゥルメンタル・ダブ・バンド! MUTE BEAT(1982〜89年)が、解散後22年目にして初のベスト盤『The Best of MUTE BEAT』 をリリースする。 選曲は、小玉(現・こだま)和文(トランペット)、増井朗人(トロンボーン)、松永孝義(ベース)、Dub Master X a.k.a. 宮崎泉(ダブ・ミックス)、屋敷豪太(ドラムス)、今井秀行(ドラムス)、朝本浩文(キーボード)、エマーソン北村(キーボード)、内藤幸也(ギター)による、そう、つまり、なんとMUTE BEATの7年間の活動に参加したほぼ全メンバー9人。しかも、厳正なる投票をまとめた結果の10曲。それに、OVERHEATの石井“EC”志津男がセレクトした「Something Special(with Gladdy)」というレア音源(
Text by Riddim Photo by ichiko uemoto ●16枚目のアルバム、おめでとうございます。 ECD(以下、E):最近だとKOOL KEITHの一番新しいのが19枚目だった。それもソロになってから(笑)。でも、TOO SHORTとかE-40とか、あの辺の枚数はすごいと思うよ。この3年で10枚以上出してるとか。 ●そういう先達を見て、「まだまだやらなきゃ」と思われますか? E:あの人たちはちゃんと商売になってやってるからすごいと思うけど、僕の場合、大した儲けも出ずにやってるわけで。 ●そうだとしても、16枚ものアルバムを出し続けるモチベーション、すごいと思います。 E:それは色んな意味で、一番最初に自主制作で出した時、「少なくとも損は出さない程度に売れる」というのがあって。だから、「その程度でも求められていればやっていたいな」という。でもこれが本当に、丸っきり商売
Text by Hajime Oishi(大石始) 『Extermination Dub』――〈皆殺しのダブ〉と名付けられたTHE HEAVYMANNERSのダブ・アルバムは、DRY&HEAVY~REBEL FAMILIAを通じて険しいレゲエ道を歩んできた秋本“HEAVY”武士(ベース)にとっては、まさに〈夢のようなアルバム〉だと言う。なにせダブ・ミックスを手がけているのは、キング・タビーの愛弟子にして70年代末から80年代初頭にかけて多くの傑作を作り上げてきたサイエンティスト。しかもジャケットのイラストを手がけているのは、サイエンティストが関わった当時の名盤の多くを彩ってきたトニー・マクダーモットだ。 スライ・ダンバー、イエローマン、リンヴァル・トンプソンなど泣く子も黙るレゲエ・グレイツも参加したオリジナル音源をサイエンティストはいかに料理したのか?秋本との会話はレゲエ/ダブのディープな
Interview by 有太マン Yutaman , Photo by haLu 大阪西成あいりん地区に突如出現したデカイ看板。Twitterに上がったその看板の写真は、あまりのインパクトであっという間に数千ヴュー。その看板を掲出した主は、ご存知、リアリティをラップし続けるSHINGO★西成。いち早くこの写真を見つけたRiddim Onlineは即行で電話をすると「明日、ちょうど東京に行きます!」というのでライター有太マンの都合も無理矢理開けてもらってめでたくインタヴュー成功!! ●今日は「あの看板はいったい?」ということで、インタビューをお願いさせていただきました。 SHINGO★西成(以下、S):やっぱりめちゃめちゃクレージーな看板ってこと気づきました?!(笑)。 ●そもそもこれは、いったい何なんですか? S:イェイヨー(笑)。 ●場所は? S:場所は西成警察署と西成あいりん地区の三
Text by 二木信 Futatugi Shin SHINGO★西成が帰って来た!というか昨年末の、、、あの西成のデカイ看板をおっ立てたのを見つけたRIddimが速攻インタヴューをかましてから、今回のアルバム『ブレない』の発売まであっという間の7ヶ月。SHINGO★西成の直球ストレート人生をまたもやチェックしてみた! ●お久しぶりです。最近はどう過ごされてますか? SHINGO★西成(S):毎日ラッパーでいれたことに感謝です。「音楽やってるな」って実感して生活してました。地元LOVEな行動としては、西成のあいりん地区の三角公園でライヴもします。炊き出しやボランティアはもう10年以上やってますね。1、2年やっただけで、「ボランティアやりました」とか「サラリーマン経験したんで社会人の気持ちわかります」って言われても、なんかオレは違う気ぃするんです。オレはサラリーマンも8年経験したし、ボランテ
Interview by 有太マンYutaman Photo by Keita Suzuki鈴木啓太 都築響一氏は編集者であり、第23回木村伊兵衛賞受賞カメラマンだ。80年代の「POPEYE」、「BRUTUS」にはじまり、京都書院から出た全102巻に及ぶArT RANDOMシリーズ、写真集「TOKYO STYLE」や「ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行」等々、これまで関わり、世に出してこられた雑誌、作品は枚挙に暇がない。 近年もラブホテルやスナック、暴走族等と、ずっと私たちの生活と共にあったものに新たな切り口を与えてきた都築氏。氏の最新の仕事の一つが、昨年5月から続く連載「夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち」だ。 媒体は月刊新潮。毎号約20ページもの大ボリュームで展開される連載は初回のILL-BOSSTINOにはじまり、これまでB.I.G. JOE、鬼、田我流、RUMI、T
都築響一 夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち Interview by 有太マンYutaman Photo by Keita Suzuki鈴木啓太 都築響一氏は編集者であり、第23回木村伊兵衛賞受賞カメラマンだ。80年代の「POPEYE」、「BRUTUS」にはじまり、京都書院から出た全102巻に及ぶArT RANDOMシリーズ、写真集「TOKYO STYLE」や「ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行」等々、これまで関わり、世に出してこられた雑誌、作品は枚挙に暇がない。 近年もラブホテルやスナック、暴走族等と、ずっと私たちの生活と共にあったものに新たな切り口を与えてきた都築氏。氏の最新の仕事の一つが、昨年5月から続く連載「夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち」だ。 媒体は月刊新潮。毎号約20ページもの大ボリュームで展開される連載は初回のILL-BOSSTINOにはじま
ベスト盤を出すヒマなどなかった。 ーーMUTE BEATとあの時代。 Text by 川勝正幸 - Msayuki Kawakatsu 日本初のインストゥルメンタル・ダブ・バンド! MUTE BEAT(1982〜89年)が、解散後22年目にして初のベスト盤『The Best of MUTE BEAT』 をリリースする。 選曲は、小玉(現・こだま)和文(トランペット)、増井朗人(トロンボーン)、松永孝義(ベース)、Dub Master X a.k.a. 宮崎泉(ダブ・ミックス)、屋敷豪太(ドラムス)、今井秀行(ドラムス)、朝本浩文(キーボード)、エマーソン北村(キーボード)、内藤幸也(ギター)による、そう、つまり、なんとMUTE BEATの7年間の活動に参加したほぼ全メンバー9人。しかも、厳正なる投票をまとめた結果の10曲。それに、OVERHEATの石井“EC”志津男がセレクトした「So
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