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パリ五輪
rmaeda.hatenablog.com
久しぶりのブログ更新です。 大学の課題でディレイニーについて文章書いたのですが、せっかくなのでここに掲載します。日本のディレイニー受容についてまとめました。 本稿では、アメリカのSF作家、サミュエル・R・ディレイニーの作品の、日本における受容史を確認する。まず、ディレイニーとはどのような作家なのか。彼の来歴を簡単に紹介したい。 ディレイニーは、1942年にニューヨークで生まれた。20歳のとき(実は商業誌への記事執筆の経験はあったのだが)、デビュー作である『アブタ-の宝石』(1962年)を上梓してから、わずか5年で7本の長編を世に送り出したうえに、『バベル‐17』(1966年)では、翌年のネビュラ賞長編部門を受賞した。当時の業界は、ディレイニーを指して「早熟の天才」と称したらしいが、その理由は、こうした履歴を見れば判然とするだろう。 30代を迎えたときに書かれた超大作、『ダールグレン』(19
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