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災害への備え
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独自のサウンドを築いた叙情派プログレの代表格 「似て異なる2つのバンド」とよく言われるルネッサンスの1期と2期。なるほどメンバーはまったく違うし、片や成功の日の目を見ずに解体していった不遇のバンドであるし、もう一方は成功し叙情派プログレの代表格として現在でも評価の高いバンドだ。 しかし、よく聴いてみると、2期ルネッサンスは明らかに1期のサウンドを踏襲しているし、よい部分だけを抽出した完成型とも思える。もちろんメンバーも違うし、進化もしているもわけだが、その歴史を見れば、同じ構想を持つ同一バンドだということがわかるはずだ。 ルネッサンスのルーツは、一人の非凡な才能を持つ男、キース・レルフ(vo)の構想によって生み出された。彼はヤードバーズのヴォーカリストとして60年代半ばより頭角を現すが、同じバンドにいたエリック・クラプトン(g)、ジェフ・ベック(g)、ジミー・ペイジ(g)という大スターの影
下に挙げたのはロック界で一般的に「巧い」と評価され、尚かつ人気のあるドラマー達です。ここに挙げなかった中にも、ピーター・クリス、ロジャー・テイラー、ドン・ブリューワー、ドン・ヘンリーなどのようにヴォーカルもかなり上手く、そちらの方で有名な人たちもいますが、ここではあえてドラムの技量だけに絞り人選しました。また、フィル・コリンズのようにマルチな才能を持つアーチストは別項でとりあげます。 ★評価グラフの見方(ドラマー編) 円グラフは以下のような項目で10ポイント制により評価しています。周囲にある文字は、本来右のような項目の略です。 PER→Perfomance パフォーマンス…ライヴ・パフォーマンスやファッションなど他のミュージシャンに与えた影響力。 TEC→Technic テクニック…ドラミング・テクそのもので、機材の発展にともなう上手さは評価対象外です。 SPE→Speed スピード…実際
紫のけむりの中に消えていった恐ろしいほどの才能 「あ~死んでくれてよかった・・・」とは、ジミがこの世を去って10年後の竹中チャー氏の言葉。 もし、今あの天才ジミが生きていたら、あまりにレベルが違いすぎて、ギタリストとしての自分の存在はなかっただろうという意味だ。 ジミが他界したのを知ったとき、エリック・クラプトンも自宅の庭で泣きながら、同じギタリストとしてロック界を引っ張っていた親友を失ったことにショックを受け、しばらく途方に暮れていたという・・・。 4年間という短い活動期間でありながら、ロック界に多大な影響を残したジミはまさに大天才と呼ぶに相応しいアーチストであった。 また、確かなテクニックと多彩な音楽ルーツをベースにした高い音楽性のみならず、ライブ・パフォーマンスにおいても、それまでの常識を遙かに越え、ビートルズなどが創り上げたロックをポップス(またはソフトロック)にしてしまうほどの大
(1)はじめに ハートは美人姉妹アン&ナンシー・ウィルソン率いるハード・ロック・バンドであり、また75年のデビューから95年までは活動を20年間行い、それからは活動を停止していたが、今年の6月から活動を始めたいわいる「老舗バンド」でもある。 数々の名曲、名作を出しているが、日本での人気は今ひとつという感じがする(日本語サイトがないみたいだし)。いままで掲示板にハートについて書き込んでいたわけだが、管理人さんのすすめで今回アーチスト紹介の文章を作成することにした。上品でノーブルで華やかなバンド、ハートをもっといろいろな方に知ってほしいと思う。 (2)ハートの歴史 1) 71年~75年 結成~デビュー ハートの歴史は以外と古い。66年にロジャー・フィッシャー、スティーヴ・フォッスンが中心となって結成された、「ジ・アーミー」がハートの母体である。71年にアン・ウイルソンが加入し、ホーカス・ポーカ
ブライアン・イーノ、本名“Brian Peter George St. Jean le Baptiste de la Salle Eno”は48年5月15日、イギリスはサフォーク州のウッドブリッジに産まれる。のちにアンビエントの大御所となるが、同じくアンビエント・ミュージックで活躍するロジャー・イーノは実弟。 学校で美術を学習するかたわら、電子楽器や音声理論に関心を抱き、音楽の方面に傾倒することになる。学校にまだ在籍していた70年代よりアマチュア・グループで音楽活動を開始し、アンディ・マッケイの誘いによりロキシー・ミュージックに加入。シンセサイザー奏者としてその特異なファッションや音楽スタイルで注目されたが、ヴォーカリスト、ブライアン・フェリーの「グループにふたりのブライアンはいらない。ノン・ミュージシャンがふたりいてはいけない」という決断により脱退。ほとんどクビになる。 その後、ソロとし
サザンロックの後継者 オールマン・ブラザーズ・バンド(オールマンBros.)の後を追うように登場したサザン・ロックの継承者集団マーシャル・タッカー・バンド(MTB)は、そのオールマンBros.と同じように、ブルース、カントリー、ジャズなどをサウンド基盤としながらも、実に多彩な音楽性をもったバンドだ。 そして、トミーの自動車事故死という悲劇的な結果まで継承してしまったのである。 後続となるレイナード・スキナードもまた悲劇の事故を体験してしまっている。 サザン・ロックの魅力には、こういった「南部の荒くれ者」達による無骨で男っぽいところも多分にあるのだが、、それにしても多くの有能な人材を失ったものだ・・・。 彼らはアメリカ南部のサウスカロライナで1971年にバンドを結成し、後で彼らが練習に使っていた部屋のオーナーの名前をとって、マーシャル・タッカー・バンドと名付けた。オリジナル・メンバーは To
■ロックとは? 簡単に言えば、ロックとはロックンロールをルーツに派生したサブ・ジャンルのようなものだ。言い換えれば、ロックンロールの発展系とも言える。いつ、どこで、誰が、ということになると、発明品ではないので明確な回答は得られないが、初めて「ロック」という言葉が用いられたのは、1955年にNo.1ヒットを記録した、ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」(右写真)と言われている。しかし、ロックンロールの発展系であるロックが一般的に認知され出したのは、やはりビートルズの出現以降のことだろう。 イギリスのリバプール出身のビートルズは、ロックンロールをベースにさまざまな解釈と手法を加え、その後各方面へと発展するロックの基礎を創り上げていった。ある意味でビートルズはロックの縮図なのである。デビューから解散までの8年間に、フォーク・ロック、カントリー・ロック、ブルース・ロ
一度見たら忘れない、へんなおじさんの顔が描かれたジャケット。古くからのロック・ファンなら誰でも一度は目にしたことがあるだろう。 しかし、まともに実際の音を聴いたことがある人はそう多くないはず。 それは今ひとつパッとしないセールスが何より物語っている。何を隠そうこれをかいている自分自身、聞き始めたのは近年のことだ。それ故プログレ・マニアの方とは少々違った見解をGGに対して持っていると思うが、へんな思い入れがない分、ニュートラルな耳で全作品に接することが出来るというのも、へんな理屈だろうか? 1969年にイギリスで結成されたジェントル・ジャイアント(以下GG)の前身は、フィル、デレク、レイのシャルマン3兄弟を中心に活動していた、サイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンドというバンドで、67年に1枚だけ「ウィズアウト・リザヴェイション」というアルバムを発表している。オリジナル・メンバーは、 De
アイルランドの熱血ギタリスト ぼろぼろに塗装が剥げたストラトキャスター、チェックのダンガリーシャツに色の落ちたジーパン、エフェクターをまったく使わないギター一本の演奏スタイル・・・すべてがソリッドな男だった。 ブルースをこよなく愛し、ライブでこそ、その本領を発揮する本物のギタリストでもあったロリー・ギャラガー。彼は1949年3月2日アイルランドのバリー・シャノンで生まれ、コークで育った。 9歳でギターをはじめ、15歳のときにはすでにダンス・ホールのバンドの一員としてヨーロッパ中を演奏して回っていた彼は、65年頃にはロックンロールから当時エリック・クラプトンなどの大活躍によってブームとなっていたブルースに転向することとなる。 そして、66年には自ら「テイスト」を結成し、モダン・ブルースからカントリー・ブルースまで幅広いブルースサウンドを聞かせるバンドとしてハンブルグを拠点に活動した。 第1期
SIDE-A 1.スウィート・ドリーム Sweet Dreams 2.逃亡者 I Am A Lonesome Fugitive 3.ケイジュン Cajun 4.ジョンズ・ブルース John's Blues 5.幽霊屋敷 Haunted House SIDE-B 6.ピートズ・ブルー Pete's Blue 7.メシアが再び The Messiah Come Again 8.ヘイ・グッド・ルッキン Hey,Good Lookin' ロイが初めて我々の(耳の)前に現れた時の衝撃は、絶滅したはずの生物を発見した時のような驚きに近い。日本ではこのファースト・アルバムは当初発売されず、もっと過激になった頃のロイのプレーを最初に聞いたので、なおさらだったのかも知れない。そして、このアルバムはロイが有名になった後リリースされたわけだが、セカンド・アルバム同様、当時の印象としては地味なものだった。しかし、
“サザンロックの雄”誕生 「ママ、僕はヒット・レコードなんか作るつもりはないよ。どこへ行っても同じ曲を演奏しなきゃならないなんていやだ。有名になんかなりたくない。お金も欲しくない。毎日ハラいっぱいの食べ物があって、ギターをかきならすことができるんだったら、それで満足だよ」 ・・・とは、南部のローカル・バンドでクラブ回りをしていた17歳の頃にデュアンが母親に言った言葉。 この言葉こそが何よりもオールマン・ブラザーズのバンドとしてのあり方の原点だ。 弟グレッグと兄デュアンはまだローカル・バンドで、セントルイスのクラブに出演していた頃、たまたまコンサートでやってきたニッティ・グリッティ・ダート・バンド(彼らも1曲ヒットを放っていたが、まだまだ無名であった)のマネージャーに気に入られ、ロサンゼルスに渡り、アワーグラスというバンド名で1967年にアルバムをリリースした。 このバンドはまったく売れなか
ロック界から見たプリンス プリンスの音楽を語るとき、どのジャンルにも属さない変幻自在なアーチストなため、いろいろな角度からさまざまな分析がなされるが、一般的にはR&B(ソウル)、ファンク、ダンス・ミュージックなどと分類されることが多い。 しかしながら、彼の踊り(ダンス)を見た限りでは、完全に“タテのり”であり、マイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソン兄妹のようないわゆる黒人特有の“ヨコのり”ではない。しかも、はっきり言ってダンスはうまくないし、ラップも下手だ。 では、ロッカーなのか?と聞かれると、完全にそうとも言い切れないが、あの衝撃的なステージやジャケット写真、型破りな音楽性からは、少なくとも「ロック魂」を持つアーチストだということが分かる。だが、彼の生み出す音楽は、ジャンル分けすること自体無意味なほど多彩でアイデアに満ちている。 ロックとダンス・ミュージックを融合させた80年代の奇
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このコーナーは、ロック初級者のためのスター・プレイヤー(ヴォーカリスト)紹介ページです。 もちろんここに挙げなかった中にも素晴らしいアーチストがたくさんいますが、ロック好きなら知っておいた方はいい有名人を挙げておきました。また、各アーチストの評価はHINEの独断と偏見で点数を付けていますので、あくまで参考程度に「こういう傾向の人なんだな」ぐらいとお考えください。 製作協力:えさかさん、そまさん、まっちゃん、Rock'N'Roller9さん
☆1883年グレッチ社創立 ☆1902年ギブソン社創業 ☆1928年レス・ポール氏ギター用ピックアップ開発 ◆1930年レス・ポール氏ギタリストデビュー ★1938年ロバード・ジョンソン浮気相手の亭主に毒殺される ☆1931年リッケンバッカー社創業 ☆1941年レス・ポール氏ピックアップ付きソリッドギター完成 ☆1944年レオ・フェンダーとドク・カフマン、ギターとアンプの会社K&Fを設立 ☆1946年K&F社フェンダー社に改名 ☆1948年フェンダー社ブロードキャスター発表 ☆1948年米コロンビア社(CBS)によってLPが実用化される
アート・ロック ART ROCK サイケデリック・ムーブメントを体験したミュージシャン達は、68年頃よりクラシックやジャズなどあらゆる音楽を取り入れ、さらにプログレッシヴなサウンドを追究するようになっていった。その新しい音楽を日本のレコード会社がひとまとめにして“アートロック”として69年に大キャンペーンを行った。その面々は、ジミ・ヘンドリックス、クリーム、ジャニス・ジョップリン、レッド・ツェッペリン、ヴァニラ・ファッジ、アイアン・バタフライ、BS&T(ブラッド・スエット&ティアーズ)、シカゴ、アル・クーパー等である。(HINE) アシッド・サウンド ACID SOUND サイケデリック・ムーブメントはロックだけでなく、他の音楽にも影響を及ぼした。例えば、ウッドストック・フェスティバルでも大活躍した、ファンク・アーチスト、スライ&ザ・ファミリーストーンなどは、ロックとソウルを融合させ、ファ
ここではロック界で有名な大物ギタリスト達を紹介しています。特に表中の上から4人目までは、ロックの発展に最も貢献したプレイヤー達です。彼らがいなければ現在のようなロックの発展はあり得なかったことでしょう。この他にも、アルヴィン・リー、マイク・ブルームフィールド、レズリー・ウエスト、ロビン・トロワー、ジョー・ウオルシュ、フランク・マリノ、デイヴ・メニケッティ、スティーヴィー・レイヴォーン、ランディ・ローズ、クリス・インペリテリ、ジョン・サイクス、エリック・ジョンソンなどなど名プレイヤーはたくさんいますが、ここに挙げたのはその中でも特に他の後続プレイヤーに影響を与えている人たち、もしくはこれから影響を与えるであろう人物です。 尚、使用楽器モデルなどもっと詳しい情報は、そまさんのサイト「Electric Guitar Museum」をご覧ください。 ★評価グラフの見方(ギタリスト編) 円グラフは以
■ロックとは? ■ロックの歴史 第 1 章 ロックのルーツ・ミュージック 第 2 章 ロックの誕生 第 3 章 サイケデリック 第 4 章 ロックの多様化と様式美の追求 第 5 章 ビジュアル系と女性ロッカーの台頭 第 6 章 アメリカン・ロックの復権とクロスオーヴァー 第 7 章 パンク 第 8 章 プログレ・ハードと産業ロック 第 9 章 ニュー・ウェイヴ~ニュー・ロマンティックスへ 第10章 第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンとその影響 第11章 NWOBHMとLAメタル 第12章 メロディック・メタルとミクスチャー・ロック 第13章 オルタナティヴとグランジ 第14章 ロックの原点回帰現象 第15章 女性ロッカーの時代 ■ロック界のスーパー・プレイヤーたち ■ロック界の渡り鳥 ■RockアルバムコレクターのCD購入法 ■ジャケットの名盤 Cover Artの巨匠たち 1 ミック
MAGMA Written by suma いきなり大きな画像を貼ってしまい申し訳ないが、これがフランスを代表するプログレッシヴロックバンド「MAGMA」75年時のメンバーである。 彼らのことを「コバイア星人を名乗るジャズロックオペラグループ」としか知らなかった僕は、ふとネットで見つけた、この圧倒的存在感を放つ写真に衝撃を覚え、彼らに興味を持つことになる。その音楽が、この写真を遥かに凌駕するほどのインパクトを持つものだとは露知らず… メンバーは左から Stella Vander(Vo)・Christian Vander(Dr)・Jean-Pierre Assline(Key)・Didier Lockwood(Violin) Bernard Paganotti(B)・Benoit Widemann(Key)・Gabriel Federow(G)・Klaus Blasquiz(Vo) このメ
恐るべきテクニカル集団 70年代ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、EL&Pらと共にプログレ四天王と呼ばれ、プログレ界で絶大な人気を誇ったイエスは、分裂と統合の繰り返しによって成長しつづける特異なバンドだ。 おそらく、イエスはこの4つの、どのバンドよりもプログレ的で、今日では“プログレ・サウンド=黄金期のイエス・サウンド”とも感じられるほど、ロック史上に与えた影響力は大きい。「これ、プログレっぽいね~」という曲は必ずといっていいほど変調・変則リズム・パターン、様々な音楽のクロスオーヴァーといったイエスの作り上げたサウンドに似ている。 そんな彼らの黄金時代、すなわち70年代にサウンドのkeyマンだったのは、スティーブ・ハウであり、リック・ウェイクマンであった。 イエス・サウンドといえば、たいがいの場合この2人がいた頃に築き上げた大作長編志向の曲を思い浮かべる。 しかし、下に記したオリジナル
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