ぼくのアメリカ音楽漂流/ 20世紀のポップス界で凄い音楽を生み出していった人たちの存在が細 部に渡って記録され、伝統と創造の関係性が見えて来る。 アメリカンポップス全盛期にコニー・フランシスと共に人気女性歌手だったヘレン・シャピロのヒット曲「悲しき片想い」を紹介します。 ▲収録レコードジャケット ヘレン・シャピロは1961年に14歳でデビューし、 最初のシングル「子供じゃないの」が全英チャート3位のヒットとなりました。 続くシングル「悲しき片想い(You Don’t Know)」と「Walkin’ Back To Happiness」で全英チャート史上最年少記録となる1位を獲得しまし ヘレン・シャピロは、その魅力的な歌声(ハイスクール時代のニック・ネームは「霧笛」)で若くして大成功を得ました。 彼女の歌唱力はイギリス女性歌手としてはトップクラスであることは長く認識されていました。それは