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図鑑の仕事していると、鳥の分類を知らないわけにはいかない。 分類なんて、学者の見解によっていろいろあるんで、何かを準拠しなければならない。 日本の鳥の図鑑の場合は、多くが日本鳥学会が発行している日本鳥類目録第6版にしたがっている。 分類というのは基本的に古い時代に分化した種から、新しく分化した種の順で並ぶ原則がある。 日本鳥類目録では、アビ目からはじまり、カイツブリ目、ミズナギドリ目と続き、最後はスズメ目、スズメ目の中ではカラス科で終わるという順番になっている。基本的には、水鳥が古く、陸の鳥が新しいという感じであると思ってもらってもいい。 長年この順番で慣れ親しんでいるので、図鑑を開くときにさっと目的の鳥に行き着ける。たまにアイウエオ順になっている図鑑や、生息環境別になっている図鑑があるが、じつはああいう本はひきにくくて仕方ない。やはり分類順でないと困るのである。 ところが世界の鳥の図鑑を
拙著カラスの常識を出してからすでに11年が経過。内容が古くなったので更新しようと版元と相談している中で、そういえばカラスの児童書ってあまりないですねということで、本書が産まれました。
サイエンスチャンネルというインターネット放送がある。 サイエンスチャンネル サイエンスチャンネルは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)が制作している。 そこでこの春から放送予定の番組「自然観察の達人」に今、出演している。 この番組は、身近な自然を達人ならではの視点でとらえ親子で自然観察を楽しもうというものである。 これまでに「身近な野鳥を見よう」、「水鳥を観察しよう」、「ダンゴムシの秘密に迫れ」、「潮干狩りに行こう・アサリ」、「水上の忍者アメンボ」、「種の不思議」、「越冬昆虫を探せ」の7本のロケを終えた。全10本シリーズなので残すところ3本である。 いよいよロケも終盤となった今、JSTの担当者からの驚くべき返答があり、かなり困惑しているというか驚く。 注文1 ダンゴムシは、アップになると気持ち悪いから、なるべくアップはさけてくれ。 自然観察で対象物をよく見せないとは、どうするつもりなん
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