あれは春先の朝のことだった。 意気揚々と出勤するやいなや、弊社代表取締役店長に告げられた 「いまから住吉大社まで行ってこい」 の一言が懐かしい。 住之江区なんてア・バオア・クーよりもはるか遠くの土地だと思っていた私は、難波から電車で数分の立地の良さと、駅を降りた瞬間 目の前に広がる住吉大社を中心とした閑静な住宅街っぷりに驚いたものである。 物件の前まで来て私は叫んだ。 「なんじゃこりゃー!」 見て欲しい。 もう建て替えレベルでリノベーションされた室内が広がっている。 「あーよかったなー」と花*花バリに口ずさんでしまった自分がいた。 ただ渋いだけでなく、センスに溢れた一軒であることは察していただけるだろうか。