サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Wikipedia
shonan-kk.net
湘南科学史懇話会 Social Gathering for the History of Science in Shonan, Japan 2003年5月、著者は物理学史の書物としては独特な視点から『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房、2003年5月23日)を同時刊行した。その視点とは、全世界を制覇するまでになったニュートンの万有引力の発見に象徴される近代科学とその世界像の形成が何ゆえに西洋に誕生したのかという、科学史上の最重要課題の根本問題を、古代ギリシアから不思議がられ奇妙に思われ説明不可能であった「磁力のもつ遠隔力」と「魔術の気味悪さ」にまつわる事柄に注目したことである。この斬新な発想にいたる問題意識は、すでに著者の本格的な科学史の処女作ともいえる『重力と力学的世界―古典としての古典力学』(現代数学社、1981年)を刊行したころから芽生えていたのだが、それをより強く意識するようにな
湘南科学史懇話会 Social Gathering for the History of Science in Shonan, Japan
湘南科学史懇話会 Social Gathering for the History of Science in Shonan, Japan 投稿エッセー:シモン・ステヴィン(1548-1620)さん、ごめんなさい。 猪野修治(湘南科学史懇話会代表) 本誌のほとんどの読者は物理教育の専門家ですから、科学革命の先駆者・創始者といえば、ほとんどの方々はガリレオやニュートンを思い浮かべるでしょう。特に物理教育の原点ともいうべき力学の勉強では、なにをおいても真っ先に、ガリレオの晩年の著作『新科学対話』(1638)の内実を解きほぐし、その本質を噛み砕いて教えるのを常とします。私も例にもれず、何十年も本書を読み込み勉強もしてきたのですが、引退した現在の時点で振り返ってみますと、それでも、教育現場の最前線にいるときには、てっとりばやく、その本質を理解し、現在の視点からその果実だけを取り入れるだけでせいいっ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『shonan-kk.net』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く