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こうして思い返してみると、2003年という年は実に色々な事があった。高校に入学し、早くも学校に行かなくなり、起死回生を図るためにバイト代を貯めてリッケンバッカーのベースを買ったり、けれど友達がいないからバンドを組めず、家でひたすら練習をしていたり……。ある意味この年で、僕のその後の人生が決まってしまったと言っても過言ではないだろう。そしてそんな僕に重大な影響を与えた、というか、「僕と似たような事を考えている人がいる!」と思わせた漫画家と出会ったのも2003年である。 あれは2003年の秋だったか。第一次登校拒否時代に突入していた僕は、自室にこもり朝から古本屋で買ったガロの巻頭特集の、山田花子追悼記事を読み涙していた。そして読み終わってもまだお昼。外は曇っていてからっ風がびゅうびゅう吹いている。埃で汚れた窓から外を眺めながら「一体僕はこの先どうなってしまうんだろう……?」という不安に襲われて
少し前にネット上で話題になった、人間関係に疲れてうつ病になったラーメンブロガーが増えている話について遅ればせながら便乗する。読めば読むほど胡散臭く、甚だ信憑性に欠ける記事ではあるが、しかしこれと似たような話は良く聞くので、一概に何もかもが嘘だとは言い切れない。その記事とはこれである。 増えるうつ病ラーメンブロガー 「ラーメンと人間関係に疲れた」 以下、この中の肝である部分を引用する。 「会社の飲み会の席で『Aさんってラーメンに詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。最近のトレンド、店主の人柄、コスパなど様々な側面を考慮して、女子向けのいいお店をです。また90年代からのラーメンのニューウェーブ系の歴史もわかりやすく教えてあげた。知り合いの店主だから僕の紹介だと言えば味玉ぐらいオマケしてくれるんじゃないかとも言いました」 Aさんにそんな話を聞いてきたのは会社
今でも漫画やアニメはよく見るし、最近は家にテレビとレコーダーがやってきた事によって、とりあえず放送しているアニメは大方録画し、まあそのうちの大半は見ないのだけど、その中から面白そうな物をピックアップして毎週見る、という生活をしている。しかし中学生から高校生の頃にかけては、今よりどっぷり蔑称としての「オタク」だったので、週に10本くらいはアニメを見ていたし、声優がパーソナリティを務めるラジオも聞いていた。そのおかげでアニソンには詳しくなり、久米田康治言うところの「ダメ絶対音感」も身につき、予備知識無しで見たアニメでも「お、このキャラクターの声は堀江由衣だな」とかわかるようになった。よくある話である。 高校生になってからは自分のパソコンを買い与えられ、今で言うネットラジオのはしりのような、一日中アニソンや声優ソング、その頃勃興してきた「電波ソング」と言われる曲などを流すサイトを見つけた。またそ
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