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パリ五輪
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杉森久英の「国語改革の歴史」に引用されている国語改革反対論者の発言には面白いものが幾つかあります。余り頻繁に孫引きを繰り返すのも気がひけるので、私が全面的に同調したいお二人の発言をメモしておきたいと思います。 田辺万平「漢字憎悪の妄執」(昭和三十五年『国語国字』) 田辺氏の小四のお孫さんが漢字の書き取りテストで二十五点しか取れなかったのだそうです。この書家(だったような気がする…)が確かめてみるとすべて正解、ところが小学校の先生の判断では七十五点をマイナスしなくてはならなかったらしい。「木の字は第二画をはねたから×、返の字は第四画を止めたから×、女の字は第二画の頭がとび出したから×、糸偏の脚部は左から三つ点を打つたから×、口の字は第一画と第二画が少し離れてゐるから×、といふわけで七十五字が×、二十五字が○、そこで二十五点だそうである。…(中略)かくのごとく蚤の糞みたいなところをいぢくり廻
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