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シリコンバレーは、インターネットバブルだ。 この間、私をヘッドハントしようとしたソーシャルネットワーキング系のシリコンバレーの会社は、シリーズAで21億円を調達し、高額のサラリーと、アジアのヘッドのポジションをオファーしてくれた。 こうしたオファーには慎重であるべきで、私は断った。 一つの理由として、インターネットバブルが、もうすぐ崩壊するということが挙げられる。 フェースブックが、もうすぐ上場する。 5月半ばに8兆円の時価総額とか。 いずれにしても、上場の株価は、グーグルに近くなる見込みだ。 ところが、グーグルの売上げは、フェースブックと比べ物にならないほど高く、グーグルとフェースブックの株価に矛盾がおき、株価の修正が起きるはずだというのがとある専門家の見方だ。 そうすると、グーグルの株価があがるか、フェースブックを含むすべてのソーシャルネットワーキング系の株価が下がるか、二者のうちの一
「彼女は、スマートグリッドの会社の最高執行役員でした。水道会社に対するロビー活動という意味でも、バックグラウンドは、十分にマッチしていると思います。」とアドバイザーの説得にかかった。
1.最後の授業 "Regret for the things we did can be tempered by time; it is regret for the things we did not do that is inconsolable.(Sydney Harris)"(挑戦して、うまくいかなかった記憶は、薄れていく。挑戦しないで後悔した記憶は、一生忘れることが出来ない。シドニー・ハリス。) スタンフォードGSBの最後の授業は、最人気のグロースベック教授の上の一言で始まった。それは、奇しくも、私のスタンフォードMBAのエッセイの書き出しと同じだった。 2.スタンフォードMBAの謎 スタンフォードMBAのミッションは、御存知のとおり、"Change Lives, Change Organizations, and Change the World."である。 これは単なるマーケ
GSBのシュラム教授は、Stanford MBAで、コミュニケーションの講義を受け持っている。 「投資家の最終ミーティングを控えています。全パートナーの前でピッチする予定です。コーチしてくれませんか。」と頼むと、日曜日なのにかかわらず、OKが出た。 GSBの教授達は、人にもよるが、休日出勤もおしまないほど、学生に対する指導で熱心なのだ。私は、彼の授業を1年くらい前にとっていたが、彼は、とても熱心な教授だ。 ピッチをはじめて、10分後、シュラムが、「ちょっと止まってくれ」と私のピッチをとめた。 「僕は今畏敬の念で一杯だ。1年前と比べて見違える。自信にあふれた素晴らしいプレゼンだ。どれだけプレゼンの練習をして、プレゼンの内容を自分のものにしたのかが見て取れる。ボディラングエージもアイコンタクトもばっちりだ。ページをめくる前に、次のページの内容を説明しているのも素晴らしい。」と褒めてくれた。 「
「えー、農業のビジネス?農家ってリスクとるの?」「それって、Non Profit?」 一年前、今のビジネスのアイディアを知人に話すと、決まって、「気が狂ったか」という反応が返ってきた。 「なんで、インターネットとか分かりやすいのにしないの?」とも聞かれた。 何気ない会話だが、実は、起業家をどう見るのかという問題をはらんでいる。 以前のブログにも紹介したMike Cassadiのように、起業家の中には、2年くらいで会社を売り払うことを目的とする「短いヒット」を狙う人も確かに入る。これをシリコンバレーでは、「カネに雇われた傭兵」と呼ぶらしい。 私にとっては、起業家とは、既存の業界を(良い意味で)破壊する人種だ。シリコンバレーでは、これを目的とした技術を、Disruptive Technologyという。例えば、「クライナーパーキンスは、Disruptive Technologyの可能性のある技
スタンフォードビジネススクールの卒業生Jeff Scollのスピーチ。これはうまいです↓ 1.文字をほぼ使わずに、グラフィックを多様したプレゼン資料 2.鮮やかな対比(ハリウッドとシリコンバレー) 3.ユーモア 4.ストーリー性 5.ドラマ(ガンの話など) 6.引用(Bet on People doing good things) 7.感情に訴えかけるクロージング 非常に参考になりました。 シリコンバレーでは、このビデオのように、シンプルで、短く、深い洞察力のあるストーリーが評価されます。日本人のように、複雑なロジックを評価する民族とは対象的です。 エッセイもこういう感じで書ければ(またインタビューもこういう感じで出来れば)、スタンフォードMBAの合格率があがると思います。
これから、MBAを受験するという方には、インターフェース(URLはこちら)に行くことをおすすめします。ほぼ毎年ハーバードビジネススクールとスタンフォードビジネススクールに合格者を輩出しています。「スタンフォードビジネススクールに留学した岩崎に是非行くように言われた」と受付と塾長に話すと、非常に熱心に指導してもらえると思います(さらに、こちらへのフリーエントランスチケットがもらえるそうです)。私も、塾長のデバリエから指導を受け、スタンフォードMBAに合格することが出来ました。また、私が個人的にインターフェースに紹介した受講生のスタンフォードMBA合格率は、100%だと思います。
「昔、日本に行って、戻ってきたインテルの部下が言った言葉を忘れない。 『何かが違う』 と」(インテル元CEO、アンディグローブ) 上海空港に降り立った瞬間、むっとした臭気が、あがってきた。 「この臭いは酷いな。1ヶ月が限界だ。」 上海のプライベートエクイティでの1ヶ月のインターン。 電気自動車のビジネスのビジネスディベロップメントが、主な担当だ。 仕事をしてみて、 「何かが違う。」 と感じた。 中国が、クリーン革命に勝って、覇権を取るかもしれないと感じた。 ドイツの10週間のインターンのときには、全くこれを感じなかった。 なぜ、中国では、これを感じたのか。 以下の理由だ。 スタンフォードビジネススクールのミッションは、「10年後、20年後、あるいは数十年後に、世界を変えるリーダーを育てること」だ。 学校では、そのメソッドを徹底的に教え込まれる。といっても、驚く程、シンプルだ。 例えば、以下
本日、Stanford大学のBusiness Plan Competitionの決勝戦(5チームが戦う)がありました。ヒューレットパッカードのパッカードファウンデーションの元CEOをはじめとした審査員達の前でのプレゼン。気が引き締まります。 (30分のプレゼンを終えた後に、レセプションで1分間ピッチをしているところ。憔悴し切ってます。) 結果は、2位となりました。 ちなみに賞金500万円の内訳は: 1位 250万円 2位 160万円 3位から5位 各30万円 6位から80位 0円 プレゼン後に、色々な方から「凄く良かった」と言ってもらえ、髭剃りなど消費者向けの電子機器で有名なフィリップスからは、「投資を是非検討したいので、後でコンタクトしてくれ。投資を受けたくないという場合でも、人の紹介などで協力してあげるからコンタクトして」と名刺を渡されました。 (フィリップスから投資を是非検討したいと
MBAの日本人の間でも、クリーンテクノロジーに対する関心が高まっています。 合格された方から、 「MBAに合格しました。ブログ読んでます。クリーンテクノロジーに関心があるので、一度会いませんか。」 という嬉しい連絡を頂くことがあります。 お会いして、 「具体的にどういう分野にご興味があるのですか」 と質問すると、 結構頻繁に頂く御返事が 「うーん。ベタープレイスとか?!」 ベタープレイスは、日本でも、雑誌記事に載るなど、注目を集めています。 環境省がバックアップし、元ルイヴィトン日本CEOでハーバードMBA卒業生の方が、日本のヘッドをされています。 どういう企業なのか。 最も注目されているのが、バッテリースワップ。 どういうことでしょうか。 三菱のアイミーブや日産のリーフに代表されるように、電気自動車が注目される時代になりました。 しかし、電気自動車に積む電池は、まだまだ値段が高く、また、
スタンフォードビジネススクールへの出願の追い上げの時期だ。 私も2年前のクリスマス頃の時期には、エッセイを書き直して書き直して過ごしていたことを覚えている。 そういう時期なので、Stanford GSBの教授が、 「日本についてどう見ているのか」 について書いてみたい。 スタンフォードビジネススクールの元Dean(学長)であるRobert Joss。 授業を取って以来、顔を覚えてもらい、自宅の豪邸にも呼ばれた。スタンフォードビジネススクールでは、教授が学生を家に呼び、学生が教授をコーヒーやランチに誘うなど、教授がapproachableなところに特徴がある。 彼が日本の朝日新聞のシンポジウムの討論会に出て帰ってきた後のこと。 朝日新聞が彼の発言をどうまとめたのか、「翻訳してくれ」と部屋に呼び出された。 私:「読んでみました。(冗談で)レピュテーションを下げるような発言はありませんでした。」
「Y.I.、クライナーパーキンスって知っている?最近はじめて名前を聞いたよ~」 ベトナム人のクラスメートに言われて驚いた。まさかシリコンバレーの中心で、クライナーパーキンスを知らないスタンフォードビジネススクールの学生がいるとは。。。 「意外と知られていないのかな」 そう思って日本の友人に聞いてみると、意外と 「クライナーって何?」 という反応。 そこで、一度クライナーパーキンスについて、簡単に書いてみることにした。 シリコンバレーでクライナーパーキンスは知らない人がいないくらい有名な存在。 世界でトップのベンチャーキャピタルの一つだ。 そのトラックレコードを下にまとめてみた(クライナーパーキンスのパートナーJohn Doerrが2009年に公表したものをそのまま翻訳している。ただし、1ドル100円で換算)。 ・Annual Revenue:10兆円 ・時価総額:50兆円 ・33年間で47
Stanford MBA合格法(2) Toefl iBT攻略法の続きです。 Stanford MBAに合格するのには、TOEFL iBTで105点くらいは欲しい、という噂を聞いたことがあります。 (あくまでも私が受験していたときの噂です) 私が受験した年には、Harvard MBAは、Toefl iBTで最低109点必要とされていました。 しかし、いざToefl iBTを受けてみると、帰国子女でない限り、意外と105点ないし109点はとれないのではないでしょうか。 その理由は、Speakingの導入にあるのではないか言われています。 私の場合も、赤ん坊の頃にアメリカに住んでいたのですが、その後は、基本的に日本国内にいることが多かったため、ReadingやListeningで点がとれたときでも、Speakingでは最後まで中々点が出ませんでした。 そこで、ここでは、私が、どのようにSpeak
「MBAに留学すると興味が変わるのか」と良く聞かれます。私のケースを記載したいと思います。 MBAに留学する前、私は、バイオテクノロジーに興味がありました。例えば、癌を治す新薬が出来たら素晴らしいなどと考えておりました。仕事でも、バイオ・ヘルスケア系の案件を積極的に受任するように心がけていました。 留学後、教授・友人からの刺激を受け、今はクリーンテクノロジーに興味があります。MBAとともに、環境科学(ソーラーパネルなどのクリーンエナジー、水、バッテリーなどに関する科学)の分野のMSもJoint Degreeとして取得することになりました(下記URLですので、出願者の方は、興味があればご参考になさってください)。 http://iper.stanford.edu/home 1.気候変動を予測するという授業 私がクリーンテクノロジーに興味をもったきっかけは、モンテカルロシミュレーションを用いて
スタンフォードMBAでの生活も1年間が終わろうとしており、簡単に1年間を振り返ってみたいと思います。良かった点・反省点という形で記載しますので、これからMBA留学される方のご参考になれば幸いです。また、しばしば質問を受けるスタンフォードで利用しているテキストについても記載したいと思います。 1.入学前の夏 ・良かった点 サマースクールは、生活のセットアップ・英語での議論になれる・新しい友人との出会いという意味で、行って良かったと思います。 ・反省点 以下の本を読んでおけば良かったと思っています。 Saloner教授のテキスト: Saloner教授は、スタンフォードMBAの次期Deanです。General Managementの概観ができる本です。この本を読んでおくと、いわゆるMBAのコア科目の内容を有機的に結合することができます。 入学するとまず読まされるのですが、忙しい最初の学期に読むの
過去の投稿で人気のあった投稿を調べてみると、意外と、トフルのスピーキング対策について記載した回の人気が高いことが判明しました。 その記事は、ここから、読めます。 基本やテクニックについては、これを読んでいただくとして、今回は、それをクリアし、超えてしまった、上級者向けということで、テストを超えて、本当の意味で、発音をよくする対策を記載します。 (1)英語のイントネーションを真似する ブレットの出てくるこちらのニュースを頻繁に聞いて、イントネーションを真似る。ブレットの後から繰り返して発音するとイントネーションのくせが真似できます。 (2)以下にある英語の単語や文章を、毎日時間をみつけて読む。 少しずつマスターするので構わないので、それぞれの文について、単語の発音を、こちらで聞いて、正しく発音するようにする(発音をいいかげんにしたままで何度も練習してしまわないようにする)。 rの発音は、na
コロナウィルスのいる世界はしばらく続きそうだ。 今、株式市場も含めて、世界中のシステムが、ワクチンが早々(例えば来年早々)にできるという前提で動いてきた。 しかし、ネイチャー誌の他に、ウィルスの研究で権威のカリフォルニア大学サンフランシスコ校や、イギリスのインペリアル大学などで、ここ2週間ほどで、3通ほど、コロナウィルスに感染しても、抗体がほとんどの人で4ヶ月ほどするとほとんどなくなってしまうという研究結果が出てきた。 ワクチンができないと分かったら、世界はパニックになるのだろうか。
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