沖縄でつくられる焼き物の総称「やちむん」。 質実剛健なうつわもあれば、南国感溢れるカラフルな絵柄のものもあり、沖縄の人々の日用雑器として、観光客のお土産として親しまれてきました。 沖縄のお酒「泡盛」を飲むためだけの酒器の数々、泡盛を寝かせるための甕など、沖縄ならではの種類も。 今回は、沖縄の「ゆいまーる(沖縄のことばで相互扶助の意味)」な精神に育まれてきた、やちむんの歴史や特徴、豆知識についてご紹介します。 <目次> ・やちむんとは。多様な技術を吸収してきた沖縄の焼き物文化 ・ここに注目 沖縄の風土に育まれた色・かたち ・やちむんとかたち:「カラカラ」「チューカー」「ゆしびん」とは? ・やちむんと色 ・やちむんとデザイン 今も愛される魚紋 ・やちむんといえばこの人。人間国宝 金城次郎 ・やちむんの豆知識 泡盛とやちむんの美味しい関係 ・やちむんの歴史 ・やちむんの現在 ・ここで買えます、見