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東北関東大震災で壊滅的被害を受けた雄勝町をこの夏、やっと再訪することが出来た。目的は、藤塚知明の誕生地、大須浜の庚申塚が無事であるか、確かめることだった。 2003年1月11日に訪ねたとき、その表面に 「天地同根万物一体 大性院 庚申塚 元文五庚申五月廿一日 龍沢八世無外和□□□ (連名 18名)」 の文字が判読出来た。元文3年にこの浜の漁師喜惣治の子として生まれた知明(幼名、子之助)は少年時代にこの庚申塚の周りで遊んだことだろう。そして、沖合にはロシアの黒船が現れたことだろう。 この8月24日、仙台駅10:47発の石巻駅行き宮交バスに乗車。石巻駅前では音楽祭が開かれていた。石巻駅前12:11発の飯野川行きバスに乗り、飯野川から個人タクシー。途中、大川小学校跡を経て、原野と化した雄勝町を通過し、13:30やっと大須浜に到着。 さっそく、庚申塚に向かった。「象頭山」「大須防波堤竣功記念」い
二、三年前になりましょうか、図書館関係者から、はじめてリポジトリーというカタカナ語を耳にしたとき、私はThe Chinese Repositoryのことかと思いましたが、どうもそうではないらしい。 昨年には、アンケートが回ってきて、所属部局の定期刊行物や研究会の学術雑誌、博士学位論文、科研報告書などあれば、機関リポジトリーに掲載して欲しい旨の要請が重ねてありました。出版文化(それを担う出版業界をも)を守り育てるのが図書館の役目と思いこんでいる頭には、よく事情が飲み込めません。 リポジトリーは出版なのか、たんなるWeb上の電子コピーなのか、電子出版と考えて良いのか。考えがまとまりません。態度を決めかね、しばらく様子をみることにしました。 自分にはリポジトリーなど縁遠いと思っていたところ、所蔵資料紹介の記事を寄稿した部局の図書館報創刊号が機関リポジトリーに載ることになりました。 拙稿「日本重要
本日3月6日付け朝日新聞夕刊にて、「論説員員室から 日本研究のかげり」との二段記事を読みました。 国際日本文化研究センター(略称、日文研)所長の「をちこち」(国際交流基金刊)寄稿記事(今、読む暇はありませんが)を紹介しつつ、欧米に於ける日本研究拠点縮小の動きに歯止めを、と日本政府、企業に訴えています。 日文研に対する応援記事かと疑いますが、日本財団による英国の12大学に対する日本研究講師ポストの設置を模範例として掲げ、「不況で苦しいのはわかるが、政府も企業も続いて欲しい」と呼びかけています。 この記事を読んでの感想を率直に申し上げます。 論説委員氏は、日本研究のための一次資料を抱え込んでいる旧帝大(この時期の受験界のマスコミ的表現を借りれば、超難関国立大学)の現状が視野に入っていないのでは、と思います。 文系、理工系、医学系を問わず、過去100年以上にわたって蓄積してきた厖大な日本研究のた
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