“ 「BAMBOO BLADE」の完結となる14巻が出ていた。アニメで描かれた10巻までしか読んでなかったので、ネットで話題になっていた「それ以降」の迷走ぶりを一気に読んでみた。聞きしに勝るすごさだった。 つまり10巻かけて描いてきたそれまでの剣道部のメンバーと何の関係も無いアイドル二人の話をダラダラと延々描き、主人公の最強のライバルとして育てて きたキャラがそのアイドルといきなりシリアスな真剣勝負、それがクライマックスになっちゃった。主人公おいてけぼり。北斗の拳でいうとケンシロウとラオウ の戦いじゃなくてラオウとジュウザの戦いで終わっちゃったような。 あとがきでアイドルの話は事前に考えていた話でした、と作者が言い訳してる。名作となる漫画は作者の考えを離れてキャラが勝手に動き出す、と良く言われ るけど剣道部のメンバーのキャラが一人歩きして名作の兆しが見えたのに、作者が最初の構想に固執してそ