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「dマガジン」というのは、NTTドコモが提供するスマホ向け電子雑誌の定額読み放題サービスのこと。開始1年半で会員数は250万超となり、出版社も「読者の目に触れる機会が増えるなら」と相次いで同サービスに参加、当初は約70誌からスタートして現在、160誌以上となっているという。 「出版界唯一の専門紙 新文化」11月19日の記事から。 読まれているのは圧倒的に週刊誌の記事だそうだ。今年のある月のアクセスランキングを見ると媒体ユニークユーザーとページユニークユーザーを足した総合ベスト10は次のようになるそうだ。 1位 「FRIDAY」(講談社) 2位 「FLASH」(光文社) 3位 「週刊ポスト」(小学館) 4位 「週刊プレイボーイ」(集英社) 5位 「週刊現代」(講談社) 6位 「週刊SPA!」(扶桑社) 7位 「女性セブン」(小学館) 8位 「週刊女性」(主婦と生活社) 9位 「週刊文春」(文
大友克洋氏が漫画『童夢』を描いた時に舞台にした「川口芝園団地」へ行ってきた。 なんで、今更芝園団地? っていうのも、実は私は『童夢』が出版されてすぐに読んだんだけれども、その時は、これは北区にある豊島五丁目団地がモデルだろうと思って読んでいたのであります。 まあ、それくらい、人が何かを読むときには、その読んだ人の思い込みでもって読んだ内容を判断しているということ。そう、つまり当時私は「川口芝園団地」の存在を知らなかったのである。 ただ、考えてみれば、大友氏が『童夢』を描いた頃は、大友氏は浦和に住んでいたはずなので、それは芝園団地は知っていても豊島五丁目団地は知らないわな。一方、それを読んだ私の方は、当時マンモス団地と言えば豊島五丁目団地っていうくらい刷り込みが入っていたので、大友氏がどこ住んでいるのかとは関係なく、豊島五丁目団地だと思って読んでいたのであります。 ということで、JR京浜東北
「出版界唯一の専門紙『新文化』2014年6月19日号」のカバーストーリーは『武雄市図書館 改装から1年2ヵ月の現状 周辺の2書店「売上げに影響あり」』という冨田勲氏の記事である。 佐賀県の武雄市図書館がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者としてリニュアールオープンしてから1年2ヵ月経ったわけだが、その結果、地元書店が疲弊しているという内容なのだ。 しかし、私は「その結果、地元書店が疲弊している」という見立ては間違っている、と考えるのだ。 『CCCが指定管理者として企画・運営を担い、2013年4月1日にリニューアルオープンした武雄市図書館(延べ530坪)は、公共施設とは思えないような空間を作り出した。ライフスタイル別の陳列や重厚感のある内装、電源を完備した読書スペースを設置。館内には武雄市初となるスターバックス、蔦屋書店(170坪=音楽/映像館含む)も併設した。また、開架
まるで中平卓馬の言う「植物図鑑」のような写真集である。真四角な装丁に真四角な、女子高生(らしき)モデルのパーツが156枚載っている。すべて顔は見えない。 『SCHOOL GIRL COMPLEX』(青山裕企著/イースト・プレス/2010年7月23日刊) 顔という意匠を消した女子高生(らしき)モデルの足、ブラウスの脇から少しだけ見える素肌、腿、体育着、スクール水着、フワッと舞い上がるスカート、背中・・・。エロチック? というにはエロチックではない。しかし少しだけ感じる「性」の匂い。つまりそれは「女子高生(らしき)」という記号を持つ少女たちの、少女から大人になる過程における「意匠」なのだ。 ここで、この写真集は突然「植物図鑑」ではなくなってしまう。まさに「植物図鑑」のようにして撮られているにもかかわらず、ひとりひとりの「おんな」性を感じてしまうのは私だけだろうか? まだまだ、完成された女になっ
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