で、こういう流れに沿って進めていくためのツールは、ひととおりUbuntuのリポジトリに揃っている。たとえば音声の聞き取りにはVLCが便利だ。というのも、これは再生速度を任意に設定できるからで、聞き取りにくい早口もこれでほぼ漏れなく聞き取ることができる。そして、字幕挿入には、Subtitle Editorというツールがある(この他にもいろいろある)。これは、テキストファイルをそのままインポートして開始時間、終了時間を動画を見ながら設定していくことができる。そうやって字幕を挿入したら、そのまま動画に書き出すこともできるようだし、.assとか.ssaとかいった字幕用のファイルに書き出すことができる。字幕用ファイルは、たとえばArista Transcoderというようなツールを使えば、簡単に動画に挿入することができる。