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現在愛知県には、県立の総合博物館がありません。けれども明治時代に遡ると、この地に「愛知県博物館」は確かに存在していました。1878(明治11)年に県が民間からの寄附金を集めて建てた博物館は、古く貴重な文物から味噌や醤油、酒、木材、織物、陶磁器、絵画、機械、動植物等々、国内外のあらゆる物産を集め、人々の知識を増やして技術の発展を促そうとしました。まだまだ博物館をどういう施設にすべきか方向の定まらぬ時代に、同館は先進的な商品見本を展示・販売して県下の産業を刺激する商品陳列館へと、徐々に姿を変えていきます。日本各地に博物館や美術館が建設されるなかでいつの間にか忘れられてしまった、殖産興業に比重を置く総合的な産業技術博物館としての「愛知県博物館」へ、時空を超えてみなさんをお招きします。 [会期]2023年6月30日(金)~8月27日(日) [会場]愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) [開館
近代日本の視覚開化 明治──呼応し合う西洋と日本のイメージThe Development of Visual Culture in the Meiji Era: The Japanese Response to Foreign Arts and Culture 江戸時代から明治という新時代への転換は、政治経済体制だけでなく、人々の生活や文化全般を含む、様々な状況を変容させました。造形活動の領域でもまた多彩な動向が生まれ、展開を見せました。西洋から入ってきた情報や技術、イメージは、当時の日本の人々に新たな視覚──新たなものの見え方や見方、見せ方を開きました。「文明開化」は「視覚開化」でもあったのです。本展では明治期の美術、工芸を多数所蔵する神奈川県立歴史博物館のコレクションを中心に、他の美術館や博物館・個人蔵の作品や資料を加えて、明治期特有の表現がみられる絵画・写真・印刷物・彫刻・工芸などを
新着情報 グスタフ・クリムト《人生は戦いなり(黄金の騎士)》は現在、豊田市美術館「クリムト展 ウィーンと日本 1900」に貸出中です(10月14日[月・祝]まで)。 2019.07.25
1.コレクション検索 公開画像の利用について 愛知県美術館コレクション検索で公開しているデジタル画像のうち、「Public Domain」(パブリック・ドメイン)または「CC0」の表示があるものは、当館に申請することなくダウンロードし、自由に複製、再配布することができます。例えば出版物やウェブサイトへの掲載、講演会等でのスクリーンへの投影、テレビ番組での放送、販売商品への印刷など、営利・非営利に関わらず利用が可能です。利用の際は、以下の「パブリック・ドメイン画像利用時のお願い」 1 ~ 4 をご確認ください。 パブリック・ドメイン画像利用時のお願い 所蔵者名の表記 所蔵者名として「愛知県美術館」と表記してください。ただし、木村定三コレクションの作品の場合は「愛知県美術館(木村定三コレクション)」、藤井達吉コレクションの作品の場合は「愛知県美術館(藤井達吉コレクション)」と表記してください。
愛知県美術館研究紀要は、開館の翌年に創刊され、学芸員が日頃行っている調査研究や実践を論文や報告の形で発表するものです。 木村定三コレクション研究報告書は、各号にテーマが設定され、それに沿った内容の報告を目的とした不定期刊行物です。木村定三コレクション研究紀要は、各年度に行われた木村定三コレクションの調査研究成果を報告することを目的とした定期刊行物です。いずれも非売品ですが、愛知芸術文化センター内のアートライブラリーや各美術館ライブラリー、大学図書館等でご覧頂けます。 ※平成24年度以降、『木村定三コレクション研究紀要』は『愛知県美術館研究紀要 木村コレクション編』というかたちで刊行しています。
コスチュームジュエリー:美の変革者たち シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションよりCostume Jewelry: Pioneers of Style, Chanel, Dior and Schiaparelli, From the Chisako Kotaki Collection [会期]2024年4月26日(金)-6月30日(日) [会場]愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) 「これは、偽りなく美しい "ニセモノ" のジュエリー」――あえて本真珠と模造パールをあわせて身に着けた、ガブリエル・シャネルの言葉です。彼女にとって、素材が何であれ、デザインやスタイルにこそ真の...
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