天の赤道…地球上の赤道を、そのまま宇宙空間に投影した軌跡。 黄道…地球から宇宙を眺めたとき、太陽が1年のあいだに通る軌跡。 春分点・秋分点…黄道と天の赤道が交わる2点。 言葉で書くと非常に分かりづらいので図でなんとなく理解してください。 (なお、「地球から見ると」太陽が地球の周りを回っているに見えますが、実際には地球が太陽の周りを回っているので注意。) 黄道と太陽の位置関係 地球と黄道の関係だけを抜き出したのが右の図です。春分点を0度として、東から西へ360度で区切るというのが黄経の定義で、このように決めると 春分…黄経0度 夏至…黄経90度 秋分…黄経180度 冬至…黄経270度 となります。で、冬至と春分の中間点である黄経315度を立春と名付けて、太陽がこの地点を通過したら「暦のうえでは春」としましょう…ということを昔の人が考えたわけです。 これで、とりあえず「暦のうえでは春」の意味が