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本稿は2002年(平成14年)3月の刊行以来、BGM業界の多くの皆さまにお使い頂いております。本書作成のきっかけは、平成11年の著作権法改正により「附則14条」が廃止に伴い、演奏権(BGM)の管理が開始されたことにありました。これは、大変に大きな変化でありました。そこで、改めて著作権の原点に帰り、著作権ビジネスであるBGMを原点から見つめ直そうという動機から本稿が編まれたことは、「はじめに」に書かれている通りです。 この10年を振り返ってみますと、デジタル環境の速い変化には改めて驚かされます。これまで多くの皆さまにお使い頂いた「Q&A」も、その意味では多少時宜にそぐわない表現がみられるようになりました。 そこで、最低限、現在の状況を反映させた改訂を試みました。改訂にあたっては、これまで皆様にお使い頂いた資料ですので、その雰囲気を壊さぬよう、かつ、今日の状況が適切に反映されるよう配慮し、語句
BGM(バックグランド・ミュージック)は、連続的あるいは断続的に音楽を流すことで、音楽を背景化し、空間を演出するものです。 著作権は、著作物を利用しようとする人に、著作者が利用を認めたり、禁止したりできる権利です。楽曲の著作権は、音楽著作権とも云い、作詞・作曲家の権利を保護しています。楽曲そのものを使用する場合には、(一社)日本音楽著作権協会(JASRAC)などの管理団体等による許諾と使用料支払いが必要です。 また、実演家(歌手、演奏家)、レコード製作者(レコード会社など)等の権利についても、著作権法では著作隣接権によって保護しています。市販の音源などを使用する場合には、著作権とあわせて実演家、レコード制作者などのもつ著作隣接権の処理が必要です。 BGMを使用する場合は、それぞれの権利者から許諾を得て、所定の使用料を支払う必要があります。それぞれのBGM利用者が、ご自身で許諾手続きをし、使
- > - > ■ MENU ■ニュース 2024/06/12第13回定時総会終了のご報告 2024/02/082023年度 BGMコーディネーター資格 試験問題及び解答 2023/12/072023年度 BGMコーディネータースキルアップセミナー&資格認定試験開催のお知らせ 2023/06/28第12回定時総会終了のご報告 2023/05/152023年度 BGMカンファレンス開催のお知らせ 2023/02/082022年度 BGMコーディネーター フォローアップセミナーの開催 2022/06/08第11回定時総会終了のご報告 2021/11/162021年度 BGMコーディネーター資格試験 試験問題及び解答 2021/09/082021年度 BGMコーディネーター資格試験開催のお知らせ 2021/09/07ジョージガーシュウィン作品の著作権に関するお知らせ 2021/09/07過去問題
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