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(前回の記事はこちら→原子炉の研究者で、氣志團のバックダンサー) ――― 研究員、氣志團のバックダンサーを経て、次に何をされたのですか。 安藤 研究員の仕事を辞めて、旅行がてら沖縄に行ったのですが、とても気に入ってしまって。 一生楽しく過ごしたいと思っていたので、沖縄の宜野湾市でギャラリーのあるコーヒー屋さんを開きました。 ――― 実際にやってみてどうでしたか。 安藤 やっぱり楽しかったですね。 研究員時代は一人で黙々と仕事をしている時間が長かったので、そこでは人が集まる場所を作りたかったのですが、ちょっとおかしい人というか、取り憑かれたような人がたくさんいて最高でした(笑) ――― 研究員時代は公務員だったわけじゃないですか。いきなり沖縄に行ってお店を始めるときに、不安はありませんでしたか。 安藤 不安はなかったですね。 そもそも今までに一度も不安になったことないんですよね。 あ、数年前
(前回の記事はこちら→自由に、ふざけていたって生きていける) ――― 安藤さんのご出身はどちらですか。 安藤 出身は愛知で、大学のとき石川県に移り住みました。 大学ではヨットと研究の毎日で、具体的には風の流れが建物に与える影響について調べていました。 福井県には「もんじゅ」という高速増殖炉がありまして、そこでナトリウムで温度計が折れたという出来事があったんですけど、それの研究をしていました。 ――― ちょっと前回の「ふざけて生きていく」話との温度差がありすぎてついて行けていないですが、安藤さんはもともとまじめな方だったのですか。 安藤 どうなんでしょうね(笑) ただ今も昔も変わっていないのは、「好きなことをして生きる」ということかも知れません。 ぼくは新しい技術とか、宇宙とか深海とかそういう未知の領域について知ることが大好きなので、当時の研究もその類のものでした。 ――― なるほど。 安藤
↓安藤昌教さんのご経歴 1975年生まれ。愛知県出身。デイリーポータルZにて記者・広告企画を行う。前職は国立研究所にて高速炉の研究に従事。その後、氣志團バックダンサー、コーヒーショップ経営等を経て、デイリーポータルZ編集部に。ものをむかずに食べる「むかない安藤」としての活動も6年目に突入。 ――― 本日は朝からありがとうございます。 安藤 こちらこそ、ありがとうございます。 ↓インタビュー場所となった茅ヶ崎の海辺に到着したときの、朝日と江ノ島 ――― いつもこの辺りにいらっしゃるのですか。 安藤 そうですね、ほぼ毎朝この辺の海でサーフィンをしています。 そもそもぼくが茅ヶ崎に移住したのも、このサーフィンを毎日やれるようにするためでした。 ――― サーフィン目的の移住ですね。 安藤 10年ぐらい前に沖縄で経営していたコーヒーショップをやめて横浜に引っ越したのですが、そこだと海が遠くてサーフィ
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