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災害への備え
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25年度 優秀教員のことば Banality of Evil:悪の陳腐さについて考える授業 — 材料開発工学科 飛田 英孝 当学科の技術者倫理教育科目である「社会と技術者」という科目を二人の教員で担当しています。私の担当部分の約半分で水俣病問題を教材として取り上げています。今年の授業では、技術者倫理問題としての水俣病事件を終えた後、1995年の村山政権による政治決着、そして2009年の「水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法」についても言及しました。この両者で謳われたのがいずれも水俣病問題の「最終解決」という文言でした。 「最終解決」とは何か 最終解決、それで終わり。その時に切り捨てられるものはないのでしょうか。 私以上の世代にとっては、最終解決という言葉は、ユダヤ人問題の最終解決、ホロコーストを連想させます。数百万人のユダヤ人を収容所へ送る責任者であったアドルフ
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