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ビジネスシステムのデータファイルやデータベースのテーブルに、「~履歴」と言う名前が付いている事があります。 同様に、データモデルにも、「~履歴」と名前が付いた、ビジネス要素が表現されていることがあります。 履歴と言うからには、当初登録された情報に、何がしかの変更があったので、その変更前の情報を維持することを目的として、わざわざ該当のデータを移し替えるために、別のファイルやテーブルを作ります。 売上履歴マスター・受注履歴ファイル・契約変更履歴テーブルなどが、それにあたり、それぞれ、売上・受注・契約の内容が変更されたり、キャンセルされた場合に、元の売上・受注・契約の情報を保持します。 ところが、これが、キャンセル履歴ファイル、とか、督促履歴テーブルなど、本来、常識的にはあまり件数が発生しないはずのビジネスイベント(ここで言う「キャンセル」・「督促」がそれです)を名称に含んでいる場合には、なぜか
「ER図で業務が分かる」とはどのような意味なのでしょうか。 ER図(ERD-エンティティ・リレーションシップ・ダイアフラム)とは、業務で用いられているデータ項目を、 対象ごとに整理した、実世界(ビジネス)の「模型」(モデル)です。 模型なので、詳細に作れば、ER図上に、業務の各プロセスや、対象物、 実施者などのビジネスの要素を余さず表現する事ができます。 それを使って、ビジネスを俯瞰的・全体的に把握することが容易になるので、システム要件の確定や、問題点の発見などに活用する事ができます。 それをここでは、ER図で業務が分かると表現したと言う訳です。 このことを、順を追って見ていきたいと思います。 業務を分析するとは、以下の点を確認することにあります。 1. 遂行されている業務プロセスの全体像がどのようになっているか 2. 各業務で使用されているデータ項目はどこで入力され、どのように導出されて
「【コラム】誰でも描けるER図」では、信奉する方法論・技法・ツールに関係なく、便利に使えるトップダウンアプローチでのER図(データモデル、ビジネスモデル、ERD、エンティティリレーションシップダイアグラムなどの呼称で呼ばれることもありますが、ま、ほとんどの場合、同じと思ってください)でビジネスルールを表現する方法を説明します。
今回のコラムは、前回コラム「エンティティと関連」で説明した関連に伴う多重度の説明になります。 今回説明する「多重度」とは、下の図に説明する「部署」と「従業員」の「所属する」と言う関連において、「一つの部署が何人の従業員と関連を持つか」、「一人の従業員がいくつの部署と関連を持つか」を表現するものです。 なお、「多重度」は、カーディナリティ(cardinality)と英語で呼ばれる場合もありますが意味は同じです。 先ず、部署側から考えて見ましょう。 総務部とか経理部とかシステム部とか、部署は色々ありますが、任意の一部署を想定すると、普通は何人かの従業員が所属しています。 その状態をビジネスルールで『一つの「部署」にはn人(nは1以上の任意の数を表します)の「従業員」が所属している』と表現し、ER図では以下のように描きます。 「あれ?、部署側の多重度を書き忘れている」と思った方居ませんか。 書き
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