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ノーベル経済学賞学者ジョゼフ・スティグリッツ教授が量的緩和政策の失敗を分析した。1) 貸出・投資を喚起できなかったと指摘し、格差や経済減速をもたらす独占を排除すべきと説く。 リーマン危機後いち早く米国は量的緩和に踏み切った。 マネタリー・ベースの拡大を図り、市中銀行がFRBに保有する超過準備への付利を維持した。 スティグリッツ教授は市中銀行へのこの利払いを「寛大でほとんど知られていない補助金」と批判している。 皮肉にもこの補助金の率(付利の利率)は、12月の利上げとともに引き上げられた。 この付利はFRBが政策目標を達成するためのインセンティブだった。 結果、マネタリー・ベースは積み上がった。 しかし、それが貸出や事業投資に向かうことはなかった。 市中銀行はリスクのある貸出より確実に稼げる超過準備を好んだ。 企業はリスクのある事業投資より自社株買いを好んだ。 結果はどうだったか。 金融政策
日本売りで知られるHayman Capital ManagementのKyle Bass氏がネットTV番組で日本売り戦略の失敗を認めた。 Business Insider報。 リーマン危機を予想し巨額の利益を上げたバス氏は、リーマンの次は日本と狙いを定めてきた。 日本の財政問題が表面化し、国債と通貨円が暴落すると主張し、そういうポジションをとってきた。 そのバス氏が敗北宣言だ。 (抄・意訳) 我々は完全に間違っていた。 これに関しては完全な間違いだった。 円安サイドの予想が当たったことを神に感謝したい。 投資家の皆さんにアドバイスしたいのは、自分のエゴを投資に持ち込まないこと。 何か信条があるなら、完全に確信できるまでよく調べ、よく考えなければいけない。 そして、間違った時は、間違ったことを認めることだ。 誤りには謙虚に対応すべき。 そうすれば、大損をしないですむ。 バス氏の日本売りには3
ポール・クルーグマン教授が、1998年に書いた日本の流動性の罠についての論文をNY Timesで見直している。 一部に迷いを見せながらも、教授の押しはダブル・ベットだ。 日本経済の回復とともに課題は次のステップに クルーグマン教授はまず1998年と今では環境が大きく異なってきたと指摘する: 喫緊の問題は不況脱出ではなく、財政政策への依存からの脱出になった 弱い需要は構造的なものと思われ、金融政策の舵取りが難しくなった 教授は、日本経済がもしかすると米経済よりいい状態かもしれないとし、ではなぜ低インフレ/デフレが問題なのかと自問する。 いうまでもなく、日本経済が財政拡大に依存し続けてきたことであり、結果として積み上がった莫大な債務がリスクなのである。 日本の財政赤字は深刻 これまでは何も問題とならなかった。 均衡予算でやってくるより、明らかに今の日本はいい状態にある。 私たちは、財政赤字のリ
23日に開催された講演会で、野村総合研究所主席研究員リチャード・クー氏が不況からの脱却について語った。 アベノミクスの要諦は財政政策と構造改革であり、金融政策は無意味かつ危険と評した。 バランス・シート不況では金融緩和でも民間信用が伸びない クー氏は1990年前後の日本のバブル崩壊、2007-08年のサブプライム危機・リーマン危機、2010年からの欧州債務危機を「バランスシート不況」と表現する。 急速な信用拡大で腫れ上がった民間のB/Sがバブル崩壊からデレバレッジに向かう現象を指す。 B/S不況では民間信用が低迷するため、当該国の中央銀行は回復を狙って莫大なベース・マネー供給を行う。 しかし、そもそもこの期間、民間(企業・家計)はデレバレッジで財務の建て直しを行っている。 結果、中銀の金融緩和の効果は実りにくいという。 バブル後の日本の財政支出は極めて効果的だった クー氏は現在の日本の政府
(出典) 「 太陽光発電ロードマップ(PV2030+)」からHSCI作成 その後の技術・経験の向上により、実現時期は前倒しになる可能性があろう。 しかし、これを見る限り、今迎えようとしているグリッド・パリティは、第1次のグリッド・パリティであることが理解できる。 ここで書かれたコスト23円というのは何なのか。 データが古すぎないかサニティ・チェック 上記のペーパーは2年前ということもあり、一応少しサニティ・チェックを入れておこう。 東京電力の料金 東京電力の家庭用の電力料金(基本料金込み)はだいたい約24円ぐらいまでに収まる。 (単価は3段階で累進する。) なるほど、第1次グリッド・パリティの23円とすり合っている。 長野県による一般の売電単価の推測 長野県によれば、 売電単価は、発電し電力を供給する者と、それを買い取る電力事業者との間の協議により決められており、 契約時の条件により単価を
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