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パリ五輪
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The Nuclear Issue : Where Do We Go From Here? Sir Joseph Rotbolt 去る5月にワシントンDCで開催された第15回IPPNW世界大会で「パグウォッシュ会議」のジョセフ・ロートブラット前会長による基調講演が行われた。 「パグウォッシュ会議」は、あらゆる紛争を平和的手段によって解決するよう勧告することを目的とする世界の科学者による会議で、1957年7月に第1回会議を開催、1995年には同会議とジョセフ・ロートブラット氏はノーベル平和賞を受賞。 以下は、ロートブラット氏による基調講演のほぼ全訳である。 私たちは醜い現実を直視しなければならない。 核兵器廃絶は進んでいるどころか、実のところきわめて悪い方向へ向かっていると言わざるを得ない。IPPNWは21年間、PSRは41年間、 Pugwashは45年もの間核兵器をなくす運動を続けてきたが
はじめに I.「喫煙・飲酒・薬物乱用に関する全国中学生意識・実態調査」の結果から II.薬物乱用によって奪われる若者の「自由」・「尊厳」・「信頼」そして「未来」 III.薬物乱用の成り立ち IV.薬物乱用予防に関する新しい健康教育の進め方 V.薬物乱用が心身の健康に及ぼす影響 解説 I.薬物乱用の弊害 解説 II.わが国における最近の薬物乱用の概況 解説 III.薬物依存への理解を一層深めるために 解説 IV.薬物の乱用・依存が何故に若者の問題であるのか? 解説 V.薬物乱用予備軍を育む現代社会~青少年を取り巻く生活環境の変化~ 解説 VI.薬物乱用防止を目的とした健康教育 おわりに V.薬物乱用が心身の健康に及ぼす影響 紙面に限りがありますので、この冊子では青少年に特に関係がありそうな項目に限って、図表を提示しながら、説明していきたいと思います。 1.喫煙の害(ニコチン、一酸化炭素、ター
広島市立安佐市民病院 名誉院長 岩森 茂 広島県出身の歌手西城秀樹は多数のヒット曲を持っており、晩婚ながら子宝にも恵まれ、ますます発展するだろうと思われた矢先、平成15年85枚目のシングル新曲「粗大ゴミじゃねぇ」の発表直後、脳梗塞で倒れた。すなわち韓国での公演中歌い終わって楽屋に戻ったところ、意識不明になって倒れた(詳しくは"あきらめない 脳梗塞からの挑戦"(平成16年二見書房発表))を読んでいただきたい。 彼は水を飲まずに入るサウナの常連で、当然脱水症も起こすわけであり、その上に1日3箱以上のヘビースモーカーで、歌手としては一般的常識に欠ける人であったようだ。脳梗塞発症直後日本に帰り東京の病院に入院、ここで厳しく禁煙を指示されたという。平成13年におそらく喫煙害と思われる二次性多血症で入院したこともあり、これと脱水症が脳梗塞の大きな誘因になったと思われる。因みにヘビースモーカーは多血症が
はじめに 第1章 放射線とは(どんなもの?) 第2章 日常生活と放射線 第3章 放射線の人体への影響 第4章 様々な分野における放射線の利用 第5章 放射線の安全基準 おわりに 第2章 日常生活と放射線 自然界には様々な放射線が存在し、科学的に正確に言えば、私たちは、体の外部からも内部からも日常的に常に放射線を被ばくしています。自然界にもともと存在する放射線を自然放射線といいます。自然放射線からうける放射線量は、世界平均で年間約2.4ミリシーベルトです。 体の外部からあびる放射線には、大地や建物から放出される放射線があります。大地や建物には、ウラン、ラジウム、カリウム40などの微量の放射性物質が存在し、そこから年間約0.48ミリシーベルトの放射線をあびています。また、宇宙から地上に降り注ぐ宇宙線は、年間約0.39ミリシーベルトに相当します。 体の内部からうける放射線は、主に呼吸や飲食により
はじめに I.消化器疾患と腹痛 II.産婦人科疾患と腹痛 III.その他の疾患と腹痛 あとがき 症状からわかる疾患/腹痛(参考資料) I.消化器疾患と腹痛 腹痛のため、病院を受診する原因疾患として最も頻度が高いのが消化器疾患です。しかし、腹痛をきたす消化器疾患は多種多様で、自然に治癒する軽症の ものから、生命にかかわる重症なものまで幅が広く、診断が容易でない場合があります。診察医が迅速に正しい診断をして適切な対処をするために、腹痛に関す る情報を正確に伝えて頂くことが重要な役割を果たします。消化器疾患による腹痛は、発症様式、部位や性状、随伴症状などからある程度、原因疾患を推定する ことが可能であるため、診断に際して以下のポイントが役に立ちます。 発症様式 腹痛がどのように出現し、時間経過とともにどのように変化するかは疾患を推定する上で重要です。突然、ある瞬間を境に急激に痛くなった場合は、大
2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻した。侵攻の最初期には、チェルノブイリ原発の武力による制圧が行われた。ロシアのみならず、複数の国の政治指導者から核兵器使用も辞さない構えが示唆されている。 このような事態を、戦争での原爆という兵器による被爆の経験、ヒロシマ・ナガサキの経験を持つ日本の医師としては断じて許すことができない。 いつ核兵器が使われてもおかしくない冷戦の時代、IPPNW設立を米国のバーナード・ラウン(ハーバード大学心臓学教授)と共にけん引したのは、ソ連(当時)のエフゲニー・チャゾフ(ソ連心臓学研究センター所長)であった。彼らは2021年に亡くなったが、年が変わりほどなくしてこの事態だ。 戦争という「外交」は、今必要な被ばく医療や放射線被ばくの研究を断絶する/停滞させる可能性がある。 冷戦が終わった現在も「いつ核兵器が使われてもおかしくない」時代が続き、明日明後日にでも
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