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NSAIDsとアセトアミノフェン NSAIDsとアセトアミノフェン NSAIDsとはNon-Steroidal Anti-Inflammatory Drugsの略であり、非ステロイド性抗炎症薬と訳されます。NSAIDsはアラキドン酸カスケードのシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することで、プロスタグランジン類の合成を抑制します。プロスタグランジンの中でも、特にプロスタグランジンE2(PGE2)は起炎物質・発痛増強物質です。NSAIDsは主にPGE2の合成抑制によって鎮痛・解熱・抗炎症作用を発揮します。アセトアミノフェンは鎮痛・解熱作用を有しており、NSAIDsと同様にCOXを阻害しますが、その作用は弱く抗炎症作用はほとんどありません。そのためアセトアミノフェンはNSAIDsには分類されていません。アセトアミノフェンの作用機序は、中枢神経におけるCOX阻害と考えられていますが、詳細な機序は
痛みの診断と評価 1)痛みの原因診断 ペインクリニックには、痛みの原因となる疾患を他施設で診断された患者さんと、痛みの原因が明らかでない患者さんの両者が、受診されます。しかし、われわれは、痛みの原因についての診断をすでに受けた患者さんに対しても、痛みの原因が果たして診断された疾患から生じているものかを確認することが重要であると考えています。 そこで、ペインクリニックでは、新な視点から、表1のような問診、視診、触診、打診などに加え、神経学的所見(感覚 運動 反射)や歩行姿勢なども、診察します。その上で、必要に応じて血液・尿検査、画像検査(単純レントゲン、MRI、CTなど)や神経伝導速度検査、その他の検査を行います。特に、感染症、膠原病、神経変性疾患、腫瘍性疾患などの鑑別は、とても重要です。 患者さんの訴える痛みの原因を、1つの疾患にしぼれるのか、または、複数の病態が重なっているのか、さらに、
オピオイド 一般的に、「オピオイド」は「麻薬性鎮痛薬」を指す用語ですが、“麻薬=オピオイド”というわけではありません※1 ※2。オピオイドとは「中枢神経や末梢神経に存在する特異的受容体(オピオイド受容体)への結合を介してモルヒネに類似した作用を示す物質の総称」で、植物由来の天然のオピオイド、化学的に合成・半合成されたオピオイド、体内で産生される内因性オピオイド※3があります。(「非麻薬性オピオイド(鎮痛薬)」※4という合成オピオイドもあります。混乱しないように注意してください。) オピオイドの作用部位 生体に投与したオピオイド鎮痛薬がどの部位に作用して如何に痛みの伝達を抑制するか、完全に解明されているわけではありませんが、オピオイドが結合する受容体は脳・脊髄や末梢神経に存在し、脳、脊髄、末梢神経の全ての部位に作用していると考えられています。なかでも、全身投与したオピオイドの鎮痛作用が、脊髄
NEW 2020/01/09 ペインクリニック専門医指定研修施設を対象に、2019年1年間の有害事象調査を実施いたします。 指定研修施設の代表専門医の先生方へeメールにて、実施のご案内をお送りいたしましたので、ご参照のうえ、 期日内にご回答ください。
1 日本ペインクリニック学会の事務局では円滑な業務推進のため、 電話の内容を録音させていただくことになりました。予めご了承ください。
本会は2024年6月1日から2024年度となりました。 年会費前納制のため、2024年度年会費未納の場合、自動退会となり6月1日より当会ホームページ「会員の皆様」へのアクセス、発送物やメールの配信を停止させていただきます。 【会員復帰ご希望の場合】
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