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藤原秀郷九代足利七郎有綱二男。下野住人阿曾沼民部丞廣綱、頼朝公に仕ひ軍功より武州一内地頭職を賜り武蔵に住す。奥州征伐の功に依り、閉伊郡十二郷の地を加賜。廣綱二男阿曾沼次郎朝綱に閉伊郡十二郷を譲り、其次男阿曾沼又次郎廣親閉伊郡に下り、護摩堂城に住居。以来遠野氏を称し、五代孫阿曾沼下野太郎朝兼南朝方北畠顕家卿の従軍たり。其男下総守綱朝足利将軍に降り、其後應永の頃閉伊一揆起り、南部守行公に降和旗下となり、永享の頃一揆を鎮征し、七代孫遠野下野守廣影横田城に移る。其男遠野刑部少輔廣郷、始孫次郎、天正三年三月卒。其男孫三郎廣長といふ。天正七年織田信長公に使者を以鷹を献じ、和賀郡主多田氏とは深く和親なしける。十八年秀吉公に参礼して本領安堵。依台命南部家の附庸たり。南部家には和賀と和交ある事不快に思はれける故遠野を襲ふ念あり。其一族に厚く慈愛を行はれける。慶長五年乱起り、神君の依命利直公並孫三郎廣長、最上
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