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移送の学び舎 気になっていること? 曖昧な記憶。。。なんか聞いたことはあるけれど・・・ちょっと自信がない! そんなあなたの知識に筋肉をつける、ここは移送の学び舎です。 ポンプに関する専門用語や周辺機器、移送物について、コラム形式で解説しています。
ポンプの基礎知識のクラスを受け持つ、ティーチャー モーノベです。 今回は、「ウォーターハンマー」について学びたいと思います。 家庭の台所などにあるレバー式の水道栓を急に閉めると「コン!」と音がすると思います。これが最も身近なウォーターハンマー(水撃現象)です。本講義は上下水道や工場などの水配管系において発生するウォーターハンマーについて解説します。 ウォーターハンマーとは? 「流速の急激な変化により管内圧力が過渡的に上昇または下降する現象」をウォーターハンマーといいます。まずは原理を簡単に説明しましょう。 配管内を定常に流れる水を思い浮かべてください。スムーズに流れ、圧力変動もなく穏やかです。この状態で配管末端のバルブを閉め、流れを急激に止めてしまうとどうなるでしょうか?定常に流れていた水が行き場を失い、閉まったバルブで圧力上昇が発生することは想像に難くありません。これは満員電車が急停車し
ポンプの基礎知識のクラスを受け持つ、ティーチャー モーノベです。 今回は、用途に合ったポンプを選定する際に確認すべき事項について、学びたいと思います。1回目は、ポンプの特性と吸い上げる、押し上げる揚程についてです。 ポンプ特性 ポンプの基礎知識の講座で、「ポンプの種類」「ポンプの原理」について説明しました。ポンプには様々な種類がありますが、どんなポンプでもその構造上、得意な分野(用途)と苦手な分野(用途)があります。 使用目的(用途)に合ったポンプを選択しなければ、そのポンプが有する能力・特性を十分に活かすことができません。例えば、吐出量は最大XXm3/h以上なければいけない、設置場所を考えればXm以上吸い上げる能力がないとダメ、というように。従ってポンプを選定する際には、その目的を明確にした上で、目的に沿ったポンプを選定する必要があります。ポンプの種類別の特性については基礎知識の講座で解
ポンプの周辺知識のクラスを受け持つ、ティーチャーサンコンです。 インバーターが有する問題点の主なものとして「高調波」と「ノイズ」がありますが、今回は高調波について説明します。皆さんついてきてくださいね。 1.高調波とは 高調波とは、基本波(※1)の2倍以上の整数倍(※2)の周波数を持つ波の総称です。 1 基本波とは一般には商用電源の周波数50Hzまたは60Hzの波のことです。 2 一般的には40倍程度までで、40倍であれば40次と表記します。 高調波はインバーターやインバーターを使ったエアコン等から発生し電源の電圧波形を歪ませ、最悪の場合、同一電源に接続されている「力率改善用コンデンサー」や「トランス」を焼損させる他に、パソコン等のダウンや蛍光灯のちらつき等の障害の原因となります。 従って、高調波を抑制するために「高調波抑制対策ガイドライン」が定められています。インバーターは5次以上の奇数
ポンプの周辺知識のクラスを受け持つ、ティーチャーサンコンです。 今回は、前回の続きでインバーターの基本制御方式とインバーター駆動におけるモーター特性についてご説明します。皆さんついてきてくださいね。 インバーター駆動におけるモーターの特性(回転速度とトルクの関係) モーターの特性は、モーターの種別(インバーター専用モーターか、汎用モーターか)やインバーターの基本制御方式(Vf制御か、センサレスベクトル制御か)によって異なります。インバーター専用モーターはインバーター駆動専用にモーターのコイルの絶縁が強化されたモーターであり、その中でもインバーター専用定トルクモーターはその名のとおり、一般的に6~60Hzの範囲で定格トルクで連続運転性能が保証されたモーターです。 一方、汎用モーターは一般的に商用電源駆動での一定速運転用です。200V級の汎用モーターはインバーターでの駆動も可能ですが、そのトル
ポンプの周辺知識のクラスを受け持つ、ティーチャーサンコンです。 今回は、最も汎用的な電動機である「三相交流かご形誘導モータ」について説明していきます。 三相交流かご形誘導モーターは、構造がシンプル・堅牢で使いやすく、比較的安価に入手でき、一定速・可変速にも対応できるため、最も幅広く使用されているモーターの一つです。 原理 前回の講義の復習になりますが、誘導モーターは回転子として鉄を用い、固定された電機子に交流電流を流すことで回転子に誘導電流を発生させ、その電流と回転する磁場の相互作用によって回転子がつられて回る仕組みを応用したモーターです(図1)。 構造 その構造は、シャフト(軸)と、一体に回転するローター(回転子)と、ローターと相互作用してトルクを発生させるステーター(固定子)、回転するシャフトを支えるベアリング、発生した熱を逃がす外扇ファン、それらを保護するフレーム、ブラケット等から構
ポンプの周辺知識のクラスを受け持つ、ティーチャーサンコンです。 今回からは、モーターの回転速度を変えて駆動(可変速駆動)するための最も重要な装置の一つであるインバーターについて、数回に分けてご説明します。皆さんついてきてくださいね。 インバーターとは 工場や家庭の電源は一般に交流ですが、その電圧と周波数は一定であり、例えば200V/60Hzや100V/60Hz等のように各国で統一されています。交流の周波数と電圧の大きさを、交流のまま自在に変えることは容易ではありません。そこでインバーター(図1)装置を使って、交流を一旦直流に変換(コンバーター回路)した後、再度交流に変換(インバーター回路)することで、周波数と電圧の大きさを自在に変えています。 直流を交流に変換する装置を学術的に「インバーター」(逆変換器)と言いますが、電圧や周波数を自在に作り出すメカニズムの主役が「インバーター回路」である
ポンプの基礎知識のクラスを受け持つ、ティーチャー モーノベです。 前回は軸封装置のうちメカニカルシールについてお話ししましたが、今回はその続きにです。メカニカルシール同様、ポンプで使用される代表選手であるグランドパッキンについて学習しましょう。 1. グランドパッキンの基本構造 グランドパッキンとは、JIS B 0116で「断面が角形又は丸形で、スタッフィングボックスに詰め込んで用いるパッキンの総称」と定義されています。スタッフィングボックス内のパッキンをパッキン押さえで締め付けることによって、軸表面を押し付ける力が発生し、その接触圧力で内部の流体をシールしています。ポンプなどの軸封部では、パッキンの冷却と潤滑のために軸表面を伝わる若干の漏れが必要です。 2. グランドパッキンの形態と構成材料 グランドパッキンには、いろいろな形態のものがあります。 最も一般的なものはブレードパッキン(編組
ポンプの基礎知識のクラスを受け持つ、ティーチャー モーノベです。 今回はメカニカルシールの説明から始めます。 1. メカニカルシールの基本構造 メカニカルシールの基本構造は、スプリングなどによって軸方向に動くことができるシールリングと、動かないメイティングリング(またはフローティングシート)から構成されており、両リングの軸に垂直な摺動面がお互いに接触し、相対的に回転することによって、流体の漏れを最小限にする働きをするものです。(漏れを完全に止めるものではありません。) 軸と共に回転する方のリングを回転環、回転しない方のリングを固定環といいます。固定環とケーシング側部品との間のシール、回転環と軸(または軸スリーブ)との間のシールのことを二次シールといいます。
こんにちは!ティーチャーモーノベです。今回もポンプの種類について、『容積式ポンプ』について詳しくご説明します。 容積式ポンプは、一定空間容積にある液を往復運動または回転運動にて容積変化させ液体にエネルギーを与える機械です。これも大きく2つの種類に分類することができます。
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