今回は「貧乏人フォビア」について記したいです。 さて、「フォビア」という言葉を始めて見る方も多いと思います。 フォビアとはもともと「恐怖症」の意味です。 ただ、それが転じて、最近では「嫌悪」の意味で使う場合があります。 ここで私が言う「貧乏人フォビア」とは、「貧乏人」という言葉やイメージに対して多くの人が嫌悪感情を持っている意味を込めています。 ◎貧乏人嫌悪的な態度:貧乏人は劣等だとする感情や信念 ◎貧乏人嫌悪に基づいた中流主義:日本人は総中流だと信じる考え方 ◎貧乏人嫌悪的な言葉:貧乏人についての冗談・侮辱などの発言 ◎対人関係での貧乏人嫌悪:貧乏人に対する不安・不快感の表現 ◎構造的な貧乏人嫌悪:貧乏人を不利な立場におくような制度に組み込まれた貧乏人嫌悪 ◎内在化された貧乏人嫌悪:社会や教育をとおして形成される無意識の貧乏人嫌悪 ◎消極的な貧乏人嫌悪:貧乏人嫌悪的