オペアンプはIC(集積回路)です。原理図では電源ピンは書いてありませんが電源が必要です。オペアンプはリニア(線形回路)の基本です。 基本原理は2つの入力の差をK倍して出力します。 K はオペアンプの増幅率でオープンループゲイン又は開ループ利得と呼ばれデータシートでは一般的に電圧利得、海外メーカーではLarge-differential voltage amplification または Gainと表現されます。 オペアンプのオープンループゲインは非常に高く105倍(100db)等になります(オペアンプによって違います)。 ですからこのままの状態ではゲインが高すぎて実用になりませんからオペアンプは一般的に図1のように負帰還をかけて使います。 そしてオペアンプを負帰還かけて使用した場合はオペアンプの(+)入力と(-)入力は電位差が0Vになります。つまりオペアンプは(+)入力と(-)入力の差が