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パリ五輪
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時間のない時の効率的撮影法【2004/02改訂】 低予算で映像作品を作ろうとすると、撮影場所がどうしたってロケやロケセットに頼らざるおえなくなります。ここでいつも問題になるのは、その使用できる時間が限られていること。今回は、いかに早く撮影を終わらせるかについて考えます。 まずはシナリオからいらない部分を切る よくよく考えると、切れるものがあったりする。また、他のシーンで置き換えできる場合もある。例えば、喫茶店に男がいる。女が入ってきて、二三言言葉をかわして、封筒を渡す。そして、男が出ていく。女が残る。この場合、少なくとも男が出ていくというショットは、男が封筒をしまいながら街角を歩いているというショットに置き換えが可能である。また、ここで感情を表現したい側、簡単にいえば主人公ということになるが、これが女の場合、頭の「喫茶店に男がいる」という部分は特別な意味がない限りいらないだろう。逆に男の場
イマジナリ-ラインの越え方【2004/02】 はじめて映像作品をつくる若者が、映像学校で学んできた学生に撮影などを手伝ってもらったりして作品をつくると、このイマジナリ-ラインのことで次のショットをどっちから撮るかでもめたりすることがあったりします。この時主張されるのが「イマジナリ-ラインは越えちゃいけないんだよ」。考えてみると映像学校は、イマジナリ-ラインを教えてくれても、その越え方をしっかり教えているのでしょうか? そんな疑問が沸々と沸いてきました。基本的にイマジナリ-ラインは撮影時から意識されるものですが、映像のつながりという意味もあり、編集のコーナーでイマジナリ-ラインを検証していきます。 そもそもイマジナリ-ラインって何? これは既成の映像入門書にも散々書かれていることなので詳しくは割愛するが、要は映像をわかりやすく見せるために考えられた映像編集の法則のひとつといえるだろう。 例え
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起承転結と三幕構成【2004/05】 様々なシナリオ入門書で語られるドラマの構成法。それは、ほぼ起承転結と3幕構成を主軸にしているといっても過言ではないでしょう。では、この二つの構成法は何が違うのか、ざっくりとここで語ってみます。 ドラマの時間と観客の感情 上記の図は映像作品の時間に対する「観客の感情のうねりのようなもの」をグラフ化したものである。(これに似たグラフはシナリオ入門書でよく示されるが、何のグラフなのかを明快に語っているものは少なく「テンションの高さ」(「エンタテイメントの書き方」)のような表現になっていたりするが、ここでは「観客の感情のうねりのようなもの」と表現することにした。) この表でいえば観客のエモーション(感情)は基本的に右に傾斜する山なりの形を示すことがよいとされていて、ドラマが進行していくに連れてエモーショナルな興味が常に沸いてくるようになっているわけである。ただ
3点照明【2004/02改訂】 前回の続きです。ここでは照明をわかりやすくするために、カテゴリーに分けて見ていっています。 ライトの目的からのカテゴリー分け 前回のレフの効果をライトに置き換えてみる。すると、ライトの目的からのカテゴリー分けというものが見えてくる。 ●[ライトの目的からのカテゴリー分け] キーライト……主光源、その場面の設定上の光であり、中心となる光である。 昼間の室外のロケでは普通太陽光線がこれになる。 おさえ(フィルライト)…補助光源、影などを消し、被写体を明るくしたりツヤをつけたりする光。 昼間の室外のロケでレフで太陽光を反射し、暗い所にあてているのはこの光。 タッチライト…上記のラインライトのような効果を基準。 被写体を背景と分離したり、 立体感を与えたりするための光。
室内照明【2004/02改訂】 いよいよ室内照明です。パーソナルインデペンデント作品においては、最も弱い技術分野のひとつといえるでしょう。 室内照明の準備・機材を揃える 本来ロケセットなどで威力を発揮するのはパルサーなどのライティングキット系のもの、予算が許してやや広い場所ならHMIということになるのだが、 ここは、想定が20~30万の予算のパーソナルインデペンデント作品ということだから、アイランプを中心にした照明機材で考えてみる。とりあえず6畳のワンルームをアイランプ3灯で照明してみよう。で、用意するものだが、低予算でもこれだけは欲しいというのは、 ・アイランプ300w(フラット・タングステンタイプ)…3個 (フィルム作品の場合は感度も考えて500wが理想です) ・アイランプホルダーまたはクリップ&ソケット…それぞれ3個 ・ゲージ (アイランプホルダーにつける丸い篭みたいなやつです)…3
「映像制作裏ワザ入門」は、ローコストで大きな成果をあげたり、中級以上の映像を目指すための映像テクニックを紹介します。 アマチュア映像作家必見です。 基本的に何本か自分で作品を作ったことがあり、ある程度の映像制作の知識がある方、既成の入門者用のマニュアルがある程度理解できている方の副読書みたいな位置づけで構成しています。 なお、記事タイトルの後ろにある【 】は記事の作成または改訂年月です。その時期のデータをもとにして、記事が書かれたことを示しています。すべての記事は、越坂の学んできたこと、培ってきた経験値からうわさ話まであり、結構調べたりしてがんばっていますが、その内容を保証するものではありません。実際の使用により不利益を被っても当方ではなんら責任を負いません。また引用部分以外の著作権は、越坂康史とOPENEYESに帰属します。文字のバランスが崩れている場合はブラウザ-の文字の大きさを小さく
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