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夏の料理
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はじめに みなさん、こんにちは! 昨年の1年間を通して「ミユのみなとレポート」では防波堤に着目し、港の役割や重要性についてお伝えしてきました。 今年は気分も新たに「ミユのおしえて!『みなと』のつくり方」と題して、港の施設ができるまでの流れを紹介していきます。 これからまた1年間、どうぞよろしくお願いします★ 『みなと』といえば・・・ 『みなと』といえば・・・みなさん思い浮かぶのは“防波堤”ではないでしょうか。 “防波堤”とは、船で運ばれる貨物を安全に積みおろしできるように、海の向こうからくる波を防いで、船やみなとの施設を守る、大切な役割をもった施設であることを以前紹介しましたね。 みなとへは毎日いろいろな貨物をつんだ船がやってきます。 やってきた船は、一見好きなところを通っているように見えますが、実は“海にも道がある”んですよ♪ 船が通る海の道のことを“航路(こうろ)”と呼びます。 また、
幸洋汽船 幸洋汽船(株)様提供 第七幸洋丸撮影 ① 津波遭遇数分前 仙台港口付近 ② 『きたかみ』と津波の衝突(15:56分頃) 大津波第一波と衝突。非常に激しくピッチング(縦揺れ) ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 〔船舶諸元〕 ・総トン数/13,937㌧ ・全長/192.5m ・全幅/27.0m ・最大速力24.94ノット ・最大出力/28,800馬力 ・旅客/781名 ・乗用車/150台 フェリー『きたかみ』地震・津波への対応 〔3月11日〕 14:46 M9.0大地震発生 15:10 沖合に向け出向準備完了 15:38 仙台港沖防波堤通過 15:50 レーダーに津波らしき映像を確認 15:56 大津波第一波と遭遇(高さ10m以上、水深35m) 16:00 大津波第二波と遭遇(高さ10m以上×3波) 16:05~16:10 中規模の津波と遭遇(高さ2m×10波) 20:00 金華山
整備目的 釜石港は津波の被害を受けやすい三陸海岸にあって古来から数多くの津波に襲われ尊い人命と貴重な財産を奪われてきました。この釜石湾沿岸を津波から恒久的に守るために、昭和53年から津波防止を兼ねた世界最大水深(-63m)の湾口防波堤の建設が進められてきました。 釜石港湾口防波堤は防波堤として初めて本格的な耐震設計を取り入れており、来襲津波に対し港内水位を防潮堤天端(T.P+4.0m)より低い水位に減衰させることで津波を防ぐ仕組みとなっています。 湾口防波堤は、中央部(開口部)の300mを大型船の航路として確保し、その両面に北堤(990m)と南堤(670m)の2本の防波堤をハの字型に配置したもので、大型ケーソンに消波機能を備えた構造(スリットケーソン式混成堤)となっています。 更に開口部300mの航路の下には、湾の遮蔽率を上げ、津波の遡上(そじょう)を抑えるため、海底から水深-19m
ここでは、釜石港湾口防波堤の建設上の特徴を紹介します。 釜石湾口防波堤は、990メートルの北防波堤と670メートルの南防波堤の2つがあります。この防波堤は水深63メートルにつくられていて世界一深い防波堤です。その大部分は海中に沈んでいるために、普段私たちは防波堤全体の高さを確認することはできません。 防波堤は、ケーソンの製作、ケーソンを置く基礎石の造成、基礎マウンド上へのケーソンの据付の順に行われます。 ケーソンは、大きな津波でも倒れないように、16,000トン(ジャンボジェット機約44機分と同じ重さ)、高さ30メートルの超大型で、1つを造るのに約16カ月間かかり、働く人員は延べ7,400人になります。 このケーソンの下には基礎となるものをつくりますが、それを基礎石といいます。ケーソンはその基礎石の上に置かれます。 基礎石をつくるさいの石の使用量は、700万立方メートルで、11ト
昭和8年の大津波被害を契機に、各地で本格的な防浪堤の建設や、港湾、漁港の整備が始まりました。中でも、近年二度に渡る激甚被災地となった田老町の取 り組みは早く、「万里の長城」と呼ばれる長大な防潮堤が、全国に先駆けて町を取り囲むように建設され、昭和33年3月に完成しています。防潮堤は海面から 10、45メートルの高さで、総延長が約1,350メートルに及び、二度に渡る悲惨な歴史を繰り返すことのないよう、人々が穏やかに生活できるように見 守っています。 また、漁港としての整備も進み、二重三重に整備された消波堤や防波堤が、高波や津波への備えをいっそう確かなものにしています。 国土交通省 東北地方整備局 釜石港湾事務所 〒026-0011岩手県釜石市港町2-7-27 電話0193-22-9111 ファクシミリ0193-22-6636 ご意見・ご質問はこちら info-k82ah@pa.thr.ml
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