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パリ五輪
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ナットウキナーゼ(第2回):ナットウキナーゼは、蛋白質なので消化管で消化され体内(血液中)に吸収されないはずなのになぜ?というメカニズムの話は一先ず横に置いておくとして、ナットウキナーゼを口から(経口)摂取しても、どうやら抗血栓効果がありそうなことが臨床研究で明らかになっていることは前回記述したとおりです。 次は量の問題を考えてみたいと思います。2009年、2015年の臨床研究で用いられた2,000 FUは、納豆70~100 gに相当する量とされています。市販の納豆は1パック40~50 gなので、最低でも1回に2パックは食べないと臨床研究に使用されたと同程度のナットウキナーゼは摂取できませんが番組ではそのような説明はありませんでした。またV.Kの血液凝固への役割にも触れられず、ひきわり納豆の方がV.Kが多いので骨粗鬆症の予防には良いとのお話でした。ちなみに2001年のNutrition誌に
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