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杉田敦【法政大学法学部教授】 悪人がたまに良いことをすると「本当は悪い人ではなかったんだ」と見直し、逆に善人が間違いを犯すと「化けの皮がはがれた」と叩くのが世の常である。前者より後者の方が「総合成績」では優れているはずだが、世間はそうは見ない。こうした、いわば倫理的な非対称性の存在が、以前から気になっている。 人々に説教を垂れる「文化人」や、政府に批判的なメディアは、無限に高い倫理性を求められ、少し言い過ぎたりすれば徹底的に攻撃される。自らの身に一点の曇りもない者だけが、他人に批判がましいことを言える、というのがこの社会の「倫理観」のようだ。政府批判を役割とする野党も、批判の前に自らを問えと言われてしまう。これでは、権力批判など誰もできなくなる。 たしかに、誰しも説教されるのは嫌いだし、何とか食い扶持を稼ごうとしている時に「きれいごと」を言われたくない、という気持ちも理解できる。しかし、説
『多文化共生社会を支える自治体』出版記念シンポジウム 弊所「外国人住民の雇用・生活環境と行財政課題」研究会の成果物として、『多文化共生社会を支える自治体――外国人住民のニーズに向き合う行政体制と財源保障』が8月7日に出版されました。この出版を記念して、執筆者による報告と討論を中心としたオンラインシンポジウムを開催します。
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