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志位和夫(党幹部会委員長) 【前衛2002年03月号掲載】 (私は、二〇〇一年一二月一四日、慶應義塾大学経済学部で、「議会制民主主義の諸問題について」をテーマに、講義・質疑をおこなう機会がありました。この講義は、当時、慶應義塾大学経済学部の特別招教授をされていた作家の小田実さんと経済学部の二人の教授が担当する新設科目「現代思想」の、一講義としておこなわれました。約四〇〇人の聴講者が、講義を熱心に聞いてくれ、質疑も講義にかみあわせた真剣そのものでした。以下の稿は、その講義・質疑の大要です)。 みなさん、おはようございます。実は、私は、大学で講義するのは、これが初めてなのです。私も大学は卒業していますが、(東大)本郷の講義には、あまり出た記憶がありません(笑い)。政府に抗議する運動を、おもにやっていて(笑い)、コウギ(講義)といっても別のコウギ(抗議)でした。 というわけで何しろ今日が初めてな
新着情報 “自由な時間”と未来社会論の魅力 志位議長講義に感想/「ワクワクした」「夢とロマン」 [ 2024.06.27 ] “自由な時間”と未来社会論の魅力/志位議長、縦横に語る [ 2024.06.26 ] 実効性ある賃上げへ/千葉土建船橋習志野支部大会 志位議長があいさつ [ 2024.06.25 ] 東アジアの平和構築へ草の根から運動ともに/志位議長が原水協・平和委役員と懇談 [ 2024.06.24 ] 暮らしの困難打開へ道筋語る/千葉経済懇談会 志位議長が講演/業者、学生、農家―各分野から「再生プラン」へ期待 [ 2024.06.21 ] 裏金から未来社会まで/前橋で懇談会 志位議長、縦横に語る [ 2024.06.10 ] 平和・暮らし・自民党さよならの声を 日本共産党への1票に/7氏必勝 志位議長が訴え/大激戦 沖縄県議選告示 [ 2024.06.10 ] 平和・暮らし・自
欧米にない、だらしなさ 元明治大学学長 岡野加穂留さん いまから十一年ほど前に『政治改革』(東洋経済新報社)という本を出版したが、この中で今問題になっている「内閣官房報償費」をとりあげたことがある。「政治とカネ」をめぐる欧米と日本の実態を調査、比較したものだが、そこでぶつかったのが「報償費」といわれる「機密費」だった。 内閣官房にその概念を直接ただしたところ、「国の政策立案のために弾力的に使うもの」との回答だった。しかも領収書もいらないし、だれに使ったかもわからない、会計検査院のチェックもいらないし、官房長官の判断だけで使えるという。時の内閣がどのように使っていたのか、リストの提出を求めたが、それも断られた。 つまり「報償費」というのは概念規定もなく、長期政権与党である自民党が勝手きままに、恣意(しい)的に使ってきたカネだ。欧米の国を調べたが、当たり前だが勝手に使えるカネというものはない。
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