サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
www.slowhand7530.com
iPhone6を丸5年使ってきました。 先日もバッテリーを自分で交換してなんの問題もない、いやむしろ愛着さえ湧いているというのにiOS13からはiPhone6はサポート外でセキュリティ保証しませんと。仕方がないので新しいiPhoneを買うことに。買い替えはできるだけ先延ばしにしたいので最新の11。バッテリーが長く持つらしいのでPro。 僕は基本的にiPhoneにはストラップは付けない主義。 でも今回iPhone11 Proで写真を撮ってみて驚いた。 13mm, 26mm, 52mmが選べてその間を無段階にズームイン・ズームアウトできる(ピンチアウトするとマクロも撮れる)。 どのズーム域でも写りは素晴らしいが超広角の13mmが特に素晴らしい。それからライヴフォトで撮影するとエフェクトで3秒間の長時間露光ができる。手ブレ補正が効く。ナイトモードが賢すぎなどなど。 つまりiPhone11は本気で
Sigma dp0 Quattro 三島由紀夫の『美しい星』のあとがきに、ある天文学者の童話が出てくる。 彼が宇宙の果てを見たくて望遠鏡の拡大率をどんどん上げていったら最後に望遠鏡を覗いている自分の背中が見えたという。 物理学の世界でも粒子の位置を正確に知ろうとすると、観察者の当てる光によって粒子が移動してしまうため粒子の位置は確率でしか表現できない(不確定性原理)。 観察者の主観を排除し純粋に客観的な事実だけを追求しようとしても、最終的に観察者の関与を排除できないとすればそもそもこの世界は観察者コミの世界であって、純粋客観観察などというものはありえないということになる。 以前小林秀雄の講演を聴いて考えたことを書いたが、彼は講演の中で度々歴史について言及している。 現近の歴史学が客観的な史実の追求をもって事足れりとしていることに苦言を呈し、いやそうではないんだと。歴史を学ぶというのは過去の
海の疲れを湯船で溶く夏の夜
Nikon D800E AF MICRO NIKKOR 2.8/55 僕はアンリ・ルソーの絵が好きで特に彼の熱帯の密林に描かれる植物たちの表情に果てしなく心惹かれる。 はじめて彼の絵を見たのは中学校の美術の教科書だった。夕暮れに密林で黒人がジャガーに襲われている絵だった。凄惨な場面なのに絵全体が醸す雰囲気はとても静かで冷たく、影絵のように黒い男性に襲いかかるジャガーがまるで大きな猫がじゃれてもたれているだけのように見えるのがかえって不気味だった。そして様々な不思議な形をした植物がこの出来事を取り囲んでおり花々は喜ばしげに咲いているのだ。 なぜこんな密林に男がひとりで迷い込んだだろう。こんな密林の中で誰にも知られず男は食い殺されてしまうのだ。その男の死にもまして中学生だった僕の心をドキドキさせたのはやはりエロスとタナトスが渾然となった妖しい雰囲気だったのだと思う。
Olympus OM-D E-M1 Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 以前京大の霊長類研究所で行われた実験をヒントに考えたことを書いてみたいと思います。 それはこのような実験です。 第一の実験 二匹のチンパンジーを別々の部屋に入れる。 2つの部屋は透明な隔壁で仕切られており相手の行動が見える。 それぞれの部屋にはリンゴの自販機がある。 Aの部屋のチンパンジーにコインを渡す。 チンパンジーはリンゴが出てくると思ってコインを入れる。 するとBの部屋の自販機からリンゴが出てきた。 当然Bの部屋のチンパンジーは喜んでリンゴを食べる。 がっかりするAのチンパンジー。 今度はBの部屋のチンパンジーにコインを与える。 Bの部屋のチンパンジーがコインを入れたことでAの部屋のチンパンジーもリンゴにありつくことができた。 以後互いに相手にリンゴを与えたら自分もリンゴをもらえると知っ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Shins Blog 304』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く