「自分は普通だ」「いつかは治る」 中学生のとき,毎晩,布団の中で言い聞かせていました。 それでも,同性に気持ちが向いている自分に気づき, 何度も絶望的な気持ちになりました。 私の場合は幸い多くのLGBTの仲間たちと出会い, 生きることができましたが, 3人の友人が,みずから命を断ちました。 “普通であること”を押し付けられ,生き辛さを抱えている人がいます。 頑張ったところで,未来など見えず,不安のなかで暮らす人がいます。 孤独の中でSOSを発信できず,追いつめられている人がいます。 今の政治に,そんな「わたしたち」は見えていません。 それでも,わたしたちは,ここにいます。 どんな境遇の人にも向き合う社会――。 わたしたちの「違い」が肯定される社会――。 そんな社会を実現する政治をつくる。 これが,私の使命です。 立憲民主党 参議院議員。前豊島区議会議員(2期)。1974年豊島区生まれ。明治