サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
デスク環境を整える
www.tlv.com
水道の蛇口を急に開閉すると「カン!」という音がします。これは水配管系でのウォーターハンマーで、工場などではポンプの起動・停止やエアベントの急閉止などで発生します。 水配管系とは別に、蒸気・還水管系でもウォーターハンマーは発生します。蒸気やドレンによって発生するウォーターハンマーを海外ではスチームハンマーとも呼んでいます。今回は、この蒸気・還水管系のウォーターハンマーに焦点を当ててお話しします。 蒸気配管や蒸気使用設備に蒸気を通気し始める時、「カン、カン・・・」という金属音や、時には「ドーン」という激しい衝撃音と振動が発生することがあります。皆さんもご経験があるのではないでしょうか。 実際にウォーターハンマーが発生する様子を、実験で再現した実写映像がありますのでご覧ください。 ウォーターハンマーが発生すると、その配管内では瞬時的に10MPa以上もの急激な圧力変化が起こることがあります。 この
世の中には様々なバルブがありますが、蒸気系の配管に使用される手動バルブの代表的なものとしては、玉形弁、ボール弁、仕切弁、バタフライ弁などが挙げられます。 本稿ではバルブの種類と使い分けについてお話します。 JISによると、バルブの定義は以下となっています。 「流体を通したり、止めたり、制御したりするため、通路を開閉することのできる可動機構を持つ機器の総称。」 構造・機構的に分類すると、次のようになります。 流路に弁体を「回転させて」止めるタイプ・・・・・ボール弁、バタフライ弁など 流路を弁体で「蓋をして・栓をして」止めるタイプ・・・・・玉形弁など 流路に弁体を「差し込んで」止めるタイプ・・・仕切弁など 流路そのものを「外から挟んで」止めるタイプ・・・・・ダイヤフラム弁など 仕切弁は水門のような構造でゲート弁とも呼ばれます。全開時の圧力損失が小さいことが特長ですが、全開時には弁体を流路から全
蒸気の基本 1.蒸気とは 2.蒸気の種類と用途 3.蒸気の状態による分類 4.クリーンスチームとピュアスチーム 5.蒸気による加熱 6.伝熱 前編(平板の場合) 7.伝熱 後編(円筒の場合) 8.蒸気の伝熱 9.蒸気表の見方 10.乾き度・湿り度 11.蒸気の減圧 12.蒸気の分圧 前編(温度が上がらない理由) 13.蒸気の分圧 中編(空気の排除 その1) 14.蒸気の分圧 後編(空気の排除 その2) 15.トラップからの湯気 16.蒸気漏れとフラッシュ蒸気の見分け方 17.フラッシュ蒸気 18.蒸気単価の計算 蒸気の制御 1.温度制御の問題点 2.蒸気の圧力制御 3.蒸気加熱と温水加熱 4.100℃以下の蒸気 前編(真空蒸気とは?) 5.100℃以下の蒸気 後編(真空蒸気加熱システム) 6.真空気化冷却 スチームトラップの基本 1.スチームトラップとは 2.スチームトラップの歴史 前編
蒸気システムの最適な状態を維持するための 製品や解決策をご提供します TLVは、安全・安定操業、省エネルギー、生産性向上など、 お客様の問題・課題を解決します。
水は加熱をしていくと「気体の水」である水蒸気になりますが、その圧力や温度の組み合わせによって同じ蒸気でも随分と性質が異なります。 蒸気の種類と用途では用途の面から蒸気を分類しましたが、本稿では蒸気の状態で分類して説明します。 最も身近な「蒸気」です。飽和状態とは液相の水と気相の水が共存している状態で、別の表現をすれば、蒸発する速度と凝縮する速度が同じです。ボイラーで発生する蒸気は基本的に飽和蒸気です。加熱源としてみた場合、種々の優れた特性があり、100℃~200℃の加熱を行うための熱源としては非常に広く使用されています。 飽和蒸気が以下の理由で、熱源として広く使用されています。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『TLV CO., LTD. - A Steam Specialist Company』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く