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図1.1に示すように、鉄鋼材料の主成分は鉄(Fe)であり、そのほかに必ず含まれる元素がある。これらは鉄鉱石や製鋼過程で混入するもので、鉄鋼中の5元素と呼ばれており、炭素(カーボン:C)、けい素(シリコン:Si)、マンガン(Mn)、りん(P)および硫黄(S)がこれに該当する。 5元素の中でもCはとくに重要な元素であり、鉄鋼材料の硬さやじん性に及ぼす影響が大きい。そのため、炭素の含有量が鉄鋼材料を分類する場合の考え方の基本になる。すなわち、炭素が0.006%以下のものは純鉄(α-Fe)、0.006%を超えるものを鋼(はがね)と呼ぶのが一般的である。このことは、鉄鋼材料といってもそのほとんどが鋼であることを示しており、炭素量としては最大でも2%程度である。それよりも炭素量が多い場合は鋳鉄として用いられている。 鋼におけるこれら5元素の含有量は、特殊な場合を除いてほぼ決まっており、その範囲は、Cは
2023.12.18 お知らせ 年末年始の業務について 2023.11.1 お知らせ 11/8(水)、9(木)「組合まつりin TOKYO 2023」へ出展致します 終了しました 2023.10.5 お知らせ ISO 9001、ISO 14001 内部監査員養成研修会(初歩コース)開催のご案内 終了しました 2023.5.31 活動報告 第52回通常総会終了のご報告 2023.1.28 お知らせ 令和5年度「初級熱処理塾」のご案内 終了しました
鉄鋼材料は、他の金属材料に比べて加工が容易であり、合金元素の添加や熱処理によって物理的性質や機械的性質を容易にコントロールすることができる。しかも、他の材料よりも安価なため、身近な小物部品から大物部品にいたるまでその構成材料として広く利用されている。一口に鉄鋼材料といっても、その種類は多く、それぞれ特徴も異なるため、個々の製品や部品の要求に応じた適正なものを選ばなければならない。日本工業規格(JIS)でも多くの鋼種が規格化されているが、最近では材料に対する要求がさらに厳しくなっており、JIS以外にも多くの鋼種が製造販売されている。 機械構造用鋼とは、一般機械、産業用機械、輸送用機械などの構造用材料として用いられるもので、キルド鋼から製造されており、使用する際には機械加工や熱処理が施される。熱処理業界における受託加工対象材料の主体をなすもので、焼なまし、焼入れ焼戻し、浸炭焼入れ、窒化処理など
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