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【東京発 2015年7月6日】 東アジアにおけるウナギの生産・消費パターンは絶えず変化しており、新たな市場や取引ルートが生じている。ウナギの保全管理措置の実施のためには、国際的な協同が必要であることをトラフィックの新たな報告書が示した。 トラフィックの報告書 『Eel market dynamics: An analysis of Anguilla production, trade and consumption in East Asia(ウナギの市場の動態:東アジアにおける生産・取引・消費の分析)』での分析により、東アジアでのウナギ利用のデータに著しい相違があることも明らかになった。 「公になっているウナギの生産、取引、消費に関する東アジアのすべてのデータを組み合わせた分析は初めての試みである。この調査は、東アジアのウナギ取引の複雑さの解明を目指すにあたり、重要な第一歩となるだろう」と
減少するニホンウナギ 今年も夏の土用の丑の日が近づいてきた。土用の丑の日に大量に消費されるウナギは、日本人にとてもなじみの深い魚である。日本で消費されるウナギは「輸入」と「国内生産」により賄われているが、2008年の日本国内市場へのウナギの供給を見ると、輸入調製品(蒲焼など、原魚換算量)30,110 t、国内養殖生産20,952 t、輸入活ウナギ15,887 t、国内天然生産296 tの順になっている。ここでは、資源減少が激しく持続可能な利用が危ぶまれているニホンウナギ Anguilla japonica について、天然資源の現状とその利用に関する規制について考えてみたい。 ニホンウナギの生息域は日本・韓国・中国・台湾などの東アジアに及んでいる。その生活史は、孵化後、レプトセファルス、シラスウナギ、クロコ、キウナギ、ギンウナギに分かれている。南方海域の産卵場で孵化したレプトセファルスは黒潮
TRAFFIC(トラフィック)は、野生生物の取引を調査・モニターするNGOです。 WWF(世界自然保護基金)とIUCN(国際自然保護連合)の共同事業として設立され、世界10地域の拠点を中心に世界中に広がるネットワークを通じて活動しています。 そのミッションは、国内法および国際法や協定に基づき、 調査・モニター・報告・政策提言を通じて、特に動植物にとって有害な取引をなくすことです。 日本においては、WWFジャパンの中に拠点を置き野生生物保全部門の一端を担い、共に協力しながら活動しています。 詳しくはこちら ※WWFジャパン「trafficについて」のページへ
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