4.プロファイルとレベル † 4.1. 1stバージョンに於けるBaseline, Main, Extended † H.264/AVC には多数の符号化ツールがあるが、全てのアプリケーションで全てのツールが必要とされている訳ではない。 例えば、 洗練されたエラー resilience toolはデータのロスや破壊が非常に少ないネットワークでは重要ではない。 全てのアプリケーションに全ツールのサポートを強制した場合、 無意味に複雑なアプリケーションが出て来てしまうだろう。 このため、符号化ツールのサブセットが定義されており、 これを「プロファイル」と呼ぶ。 デコーダでサポートするサブセット(プロファイル)は、 どれか一つでも複数でも全部であっても、自由にサポートさせることが可能。 AVC/H.264最初の規格では、 以下の三つのプロファイルが定義され、最新版でもそのまま残っている。: Ba