当局課長インタビュー。 東京都の特定緊急輸送道路沿いの旧耐震ビルは耐震診断が義務化されました。罰則付きです。マンション総会で賛成した人は処罰されない! 以下は2月号として全文公開した記事(当サイトにあり)の後半です。 《訪問インタビュー》 東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する その2 東京都都市整備局市街地建築部耐震化推進担当課長 吉野敏郎 聞き手 協会専務理事・本紙編集長 宮地忠継 編集部次長 加藤久直 宮地 それでは具体的な条例の中味のご説明をいただきたいのですが、最初に先ず高さが道路幅員の二分の一以上の建物が対象ということですが、これはどういう意味なんですか。 吉野 仮に道路幅員の二分の一以上の建物がバタンと倒れるとすると、道路の半分以上が塞がれてしまう。残りが少なくとも道路の半分が確保されていれば緊急車両が通れるだろうと。 宮地 広告塔などはどうなんですか。 吉野