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中東情勢
yururi3ptl.hatenablog.com
契約日には介護事業所の代表と先日の若いケアマネが来た。その日姑は特に調子が悪い訳ではなかったのだが、突然体が小刻みに震え出したかと思うと意識を失って椅子から転げ落ちた。私が姑に声をかけている間に事業所の代表が119番に電話、間もなく救急車が来た。姑の意識はすぐに回復したものの、念の為いつもの総合病院へ。脳波など細かに検査した結果「老人性癲癇」と診断された。「老人性癲癇」という病名を耳にするのはその時が初めてだった。 実はその頃の姑は普段からホンの数分だったが、ボーッとして言葉に詰まり、目の焦点が定まらないことがあった。そのことを夫と「たまにおかしくなる時があるね。」と話し、認知症の症状の1つなのかと思っていたが医師からの説明でそれも老人性癲癇の症状だと分かった。また、姑が若い頃に亡くなった身内の名前を挙げて「今日は泊まって行くと言うからお布団を出してね。」と言うなど幻覚を見るのも日常化して
少しずつ余裕が出てきたところで姑の介護度がどの程度なのか気になったので介護認定の申請をした。その為の調査員が来ると聞いた姑は「嫌だね」とは言ったものの不機嫌という訳ではなかった。そして、調査の時。中国語を話してみせたり豊富な旅のエピソードを語ったりと絶好調の93歳に調査員は心底感心している様子だった。私のほうは普段の様子とはかけ離れた姑に驚きながらどうしたものかと考えていたが、何とか調査員が帰る間際に姑の普段の様子を耳打ちすることが出来た。後日届いた結果は要介護1。妥当な結果かどうかはともかく、姑がデイサービスに行く予定もなければヘルパーに入って貰うことも考えてもない中でのことだった。 前に叔母の紹介でケアマネに会ったものの関係は続かなかった。あの時姑が見せたデイサービスへの強い拒否反応。あれは何があっても姑を動かすことは出来ないと思わせるほど強いものだった。けれど、姑をこのまま家に籠らせ
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