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chemicalとtechnologyに関するt298raのブックマーク (10)

  • カニ:京大研究所が甲羅の透明化に成功 - 毎日jp(毎日新聞)

    京都大生存圏研究所(京都府宇治市)の矢野浩之教授(生物材料学)は21日、カニの甲羅を透明にすることに成功したと発表した。熱に強く柔らかな材料として、有機ELディスプレーや太陽光発電の素材への応用が期待できるという。英国王立化学会の専門誌「ソフトマター」に掲載される。 カニの甲羅は、「キチン」という高分子の極めて細い繊維からできている。研究グループは、化学処理してたんぱく質などを除いた甲羅に、アクリルなどの樹脂を染み込ませると透明化することを発見した。 この原理を応用し、たんぱく質などを除いた甲羅を粉末にして紙でろ過し、樹脂を加えて透明シートを作製。シートはキチン繊維の効果で、元の樹脂より10倍も熱に強く、ディスプレー基板にも十分な強度があるという。ガラスと違ってロール状にもでき、加工も容易だ。 矢野教授は「カニやエビだけでなく、将来は植物繊維も利用できるだろう。バイオマス資源の可能性がさら

  • asahi.com(朝日新聞社):ヨウ素で「クロスカップリング」実現 立命館大教授ら - サイエンス

    今年のノーベル化学賞に決まった「クロスカップリング反応」を、希少金属(レアメタル)のパラジウムではなく、国内でたくさんとれるヨウ素をつかって実現する技術を北泰行・立命館大教授(有機合成化学)らが開発した。テレビや携帯電話の液晶などの新素材として2011年度中の実用化を目指すという。  パラジウムを触媒に炭素同士をうまくつなげる画期的な合成法を開発した業績で、根岸英一・米パデュー大特別教授、鈴木章・北海道大名誉教授ら3人のノーベル化学賞受賞が決まったが、希少金属のパラジウムは入手に制約がある。日の生産量が世界で2番目に多いヨウ素を使えば、製造コストの大幅な削減が見込まれるという。  さらに、パラジウムを触媒とするカップリングでは、100度以上の高温でも生産物を22%の効率でしか得られないのに対し、ヨウ素なら100度以下でも88%になるという。北教授は「今はパラジウムなどレアメタルの触媒を使

  • 新素材:98%水…医療などで利用期待 東大チームが開発 - 毎日jp(毎日新聞)

    強い力で伸縮しても元に戻り、大半が水でできたゲル状の新素材を、相田卓三東京大教授(超分子化学)らが開発した。硬さはこんにゃくの500倍といい、石油由来のプラスチックに代わる素材として医療や環境分野での利用が期待できる。21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 新素材は「アクアマテリアル」と命名した。 研究チームは、水に、化粧品や歯磨き粉の吸着剤に使う市販の粘土鉱物を入れ、紙おむつの吸湿剤「ポリアクリル酸ソーダ」を添加。その上で医療用の高分子有機物を改良した物質「G3バインダー」を加えると、数秒で透明なゲルができた。ポリアクリル酸ソーダとG3バインダーが、ナノメートル(ナノは10億分の1)級の粒子でできた粘土をつなぎ直すことで固まるという。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下で、グミキャンディーのような手触りがある。強度は美容整形に使われる既存のシリコンゴム程度で、粘土

  • 顕微鏡で有機分子の形が見えた! | Chem-Station (ケムステ)

    The Chemical Structure of a Molecule Resolved by Atomic Force Microscopy. L. Gross et al. Science 2009, 325, 5944. DOI: 10.1126/science.1176210 そこら中にある分子の形が、人間の目で直接見えるようになったら――化学者が長年抱いていたこの夢が、徐々に現実のものとなりつつあります。 このほどIBMの研究者によって、ベンゼン環が5つつながった分子・ペンタセン(pentacene)の顕微鏡像が撮影されました。上図のごとく、化学結合まで鮮明に観測され、分子の形が分子模型を見るかのごとくはっきり分かります。 彼らは非接触型原子間力顕微鏡(Non-contact Atomic Force Microscopy; NC-AFM)という分析機器を用い、この画像の撮影に

  • 水中で泳ぐナノ粒子 | スラド サイエンス

    ペンシルバニア州立大学の研究チームが、水に浸された金属のナノロッドが水中の酸性度に沿って自律的に移動することを発見した(National Science Foundationの記事)。 白金と金で出来た棒状の粒子 (大きさ1500nm×400nm) を蒸留水に浸した状態で過酸化水素水を加えたところ、過酸化水素水の濃度が高い方に粒子が回転しながら移動することが観測された (動画) 。化学エネルギーを動力に変換するこの現象は、ナノデバイス用のモーターを実現するうえで重要な意味を持つそうだ。

  • 骨再生する新素材開発 動物の骨利用 道工試など−北海道新聞(環境・自然・科学)

  • http://www.asahi.com/science/update/1125/TKY200811250017.html

  • 産総研:有機色素による高性能色素増感型太陽電池を開発

    次世代太陽電池として期待される色素増感型において光吸収材料に新規開発の有機色素(MK-2(注1))を採用。 従来型のルテニウム系のように希少金属を含まないため低コストで製造できるだけでなく、 高効率、高耐久性も実現した。 【新規発表事項】 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の産業技術研究助成事業(予算規模:約50億円)の一環として、独立行政法人産業技術総合研究所の研究員、原浩二郎と甲村長利は、次世代太陽電池として有望視される高性能な有機色素による色素増感型太陽電池を開発しました。 技術は、現在、主流となっているシリコン太陽電池が抱えている問題である製造コストと高純度シリコンの供給不安の両方の解決策となり得る、新規次世代太陽電池です。経済産業省の技術戦略マップ2008では、2020~2030年までに格実用化とそれによる太陽電池の発電価格の大幅低減が期待

  • asahi.com(朝日新聞社):植物でシックハウス浄化 近大・京大、細菌利用し新種 - サイエンス

    植物でシックハウス浄化 近大・京大、細菌利用し新種2008年11月11日3時2分印刷ソーシャルブックマーク 高濃度のホルムアルデヒドでも枯れなかった遺伝子組み換えシロイヌナズナホルムアルデヒドで枯れたシロイヌナズナの野生種=いずれも、泉井教授提供 シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドを吸収する植物を、泉井桂・近畿大教授(分子植物生理学)と阪井康能・京都大教授(応用微生物学)らが開発した。ホルムアルデヒドを栄養源にする細菌の遺伝子を組み込むことで、植物に新たな性質を持たせることに成功した。今後、観葉植物に応用し、商品化も目指したいという。 阪井教授らは、メタノールをホルムアルデヒドに変えて、栄養源として体内に取り込むメチロトローフと呼ばれる細菌に注目。この細菌が持つ2種類の遺伝子を、実験植物に使われるシロイヌナズナとタバコに組み込んだ。すると、二酸化炭素の代わりにホルムアルデヒド

  • asahi.com(朝日新聞社):ニュートリノとらえた技で毒性測定 生活用品の検査短縮 - サイエンス

    ニュートリノとらえた技で毒性測定 生活用品の検査短縮2008年10月6日8時34分印刷ソーシャルブックマーク 宇宙からの素粒子ニュートリノをとらえ、小柴昌俊さんのノーベル賞受賞を支えた「光電子増倍管」が、今度は洗剤やインクなどに含まれる化学物質の毒性解明に挑む。2万種類とされる化学物質の毒性検査はほとんど手つかずだが、従来の検査時間とコストを大幅に縮めることができるという。 光電子増倍管を用いる新方式は「光バイオアッセイシステム」。小柴さんの観測装置にも増倍管を提供した浜松ホトニクス(浜松市)と、独立行政法人国立環境研究所が共同開発した。 植物が光を遮断されると自ら発光する性質を利用し、化学物質を入れた場合の発光具合をとらえる。光が入らない検査装置に藻と化学物質を混ぜた試験管をセットし、化学物質がどれくらい藻の発光を妨げるかを分析し、毒性を測る。発光はわずかだが、地球から約16万光年離れた

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