信長の茶室か? 岐阜公園の居館跡、発掘調査2008年10月7日8時22分印刷ソーシャルブックマーク 宣教師ルイス・フロイスの記述によると、発掘された石垣(写真左)の内側に織田信長の茶室があった可能性があるという=岐阜市槻谷 岐阜市は6日、岐阜公園内で進めている織田信長の居館跡の発掘調査で、槻谷(けやきだに)と呼ばれる谷間に石垣と溝で囲まれた一角が見つかり、内側にこれまで未発見の建物があった可能性があると発表した。信長のもとを訪れたポルトガルの宣教師ルイス・フロイスの記述と照らし合わせると、信長の茶室があった場所と推察できるという。 市はフロイスの記述から、茶室があったのは金華山の山際にある階段状の土地で、その最も奥の山側とみている。 昨年12月にも礎石とみられる石の一部が確認され、市は「茶室とみられる」と発表した。ところが今回の一角は、ここよりさらに約5.5メートル高い山側にある。 市はさ