[東京 29日 ロイター] - 菅義偉官房長官は29日午前の会見で、民主党の枝野幸男幹事長の後援会が2011年の政治資金収支報告書に新年会の収入約240万円分を記載していなかったことに関して「仮に疑念を生じることがあればしっかりと説明責任を果していくべきだと思う」と述べた。 菅官房長官は枝野氏の問題について「報道を承知している。具体的な事実関係を知っていないので答えることは控えたい」としたうえで、「政治資金のあり方については与野党を問わず、政治家が責任を自覚し、国民に不信を持たれないように、政治家として襟を正すことが大事だ」と述べた。 一方、統合リゾート(IR)担当でもある大塚高司国土交通政務官がパチンコ関連事業を行っていた外国人から献金を受けていた問題については「献金者が外国籍とわかり返金した。適切な処理だったと考えている」とし、「(献金は)2007年、2008年、2009年だ」と指摘。