【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は22日、10月31日~11月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表し、多くの参加者が「早期の利上げが正当化される」と指摘したことが分かった。12月中旬の次回会合での利上げを示唆したもので、引き締め路線を堅持する。物価停滞への懸念を残す一方で、複数の参加者は資産価格の上昇にも警戒感を示した。FRBは12月12~13日に次回FOMC
ミャンマーの少数派のロヒンギャの人たちが隣国バングラデシュへの避難を余儀なくされている問題で、ミャンマーとバングラデシュは、避難民の速やかな帰還を目指す合意文書を交わしました。 この問題について23日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問とバングラデシュのマフムド・アリ外相がミャンマーの首都ネピドーで会談し、両国は、避難民が速やかにミャンマーに帰還することを目指す合意文書を交わしました。 バングラデシュ側の交渉関係者によりますと、合意文書では、両国の合同の作業部会を設置したうえで、今後、2か月以内に帰還の手続きを始めるとしています。 ただ、帰還をいつまでに終わらせるかについては合意に至っていないということで、今回の合意がロヒンギャの避難民をめぐる問題の早期の解決につながるかは不透明です。
人権侵害との批判を受け、先月閉鎖された南太平洋のパプアニューギニアにある難民申請者を収容する施設で、立ち退きを拒否して今も施設内にとどまるおよそ370人に対し、地元当局は一部の人たちの身柄を一時、拘束するなど圧力を強めています。 パプアニューギニアの当局は、23日、施設に立ち入り、立ち退きを改めて求めたあと、棚を倒したり、備蓄されていた食料を没収したりしたということです。さらに、施設の閉鎖後、水や食料の供給を打ち切るといった当局の対応について、施設の中からソーシャルメディアを通じて人権侵害だと訴えてきた人など数人の身柄を一時、拘束しました。 この施設をめぐっては、難民申請者たちを施設に移送してきたオーストラリア政府の責任を追及する声も上がっています。 オーストラリアのターンブル首相は「立ち退きを拒否している人たちは、オーストラリアに受け入れてもらおうと考えているのだろうが、われわれが応じる
大阪市の吉村市長は、アメリカ・サンフランシスコの市長が慰安婦問題を象徴する少女像などの寄贈の受け入れを承認したことを受けて、「姉妹都市の信頼関係は消滅した」とするコメントを発表し、姉妹都市を解消する考えを示しました。 サンフランシスコのリー市長は10日以内に拒否権を行使することが可能でしたが、22日、寄贈の受け入れを承認しました。 これについて、大阪市の吉村市長は23日、コメントを発表し、「リー市長に思慮深い対応、ひいては拒否権の行使を要請してきたが大変遺憾だ」としています。 そのうえで、「姉妹都市は強固な信頼関係に基づくものと理解しており、リー市長の行動により大阪市とサンフランシスコ市との姉妹都市の信頼関係は消滅した。今後、姉妹都市解消に向けた内部手続きを行い、来月中には手続きを完了させたい」として、サンフランシスコとの姉妹都市を解消する考えを示しました。
韓国を訪れている公明党の山口代表は、ソウルの韓国大統領府でムン・ジェイン(文在寅)大統領と会談し、日中韓3か国の首脳会議の日本での早期開催に協力を求めたのに対し、ムン大統領は「一日も早く日本を訪れたい」と応じました。 これに対し、ムン・ジェイン大統領は「一日も早く日本を訪れたい。中国の習近平国家主席にも日中韓サミットの早期開催を働きかけた」と応じました。 また、山口氏は、北朝鮮への対応について、「日韓、そして日米韓が結束し、国際社会が連携して圧力を強め、北朝鮮の側から『話し合いをしたい』という対応を引き出すことが大事だ」と指摘したのに対し、ムン大統領も「結束して圧力をかけていくことが大切だ」と述べました。 会談後、山口氏は記者団に対し、「ムン大統領から日本との関係を重視しているという言及があり、本物の未来志向の関係を作る機会が訪れている。和やかな雰囲気の下、意欲にあふれる会談ができた」と述
22日に開会した熊本市の定例市議会。本会議の開会前、緒方夕佳議員(42)が、生後7か月の長男と一緒に出席しようとしたところ、ほかの議員から退席を求める声があがりました。 熊本市議会の規則では本会議中はいかなる理由があっても議員以外は議場に入ることができないとされています。 そこで、議長や議会運営委員会の委員などを交え、話し合いが行われましたが、緒方議員は結局、長男を友人に預けて出席し、市議会は40分遅れで開会しました。 緒方議員は本会議のあと、「子育て世代の代表として、子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう、主張したかった。子育て中の女性が活躍できるような市議会になってほしい」と話しました。 このニュースが伝えられると、ネット上では関心が集まり、さまざまな意見が投稿されました。 「事前に申し出てもダメに決まっているし問題を可視化したのは良かったと思います」、「議会中に赤ち
22日開会した熊本市の定例市議会で、女性議員が生後7か月の長男と一緒に出席しようとし、対応を話し合うため開会が40分遅れました。議員は「子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった」と話しています。 熊本市議会の規則では、本会議中はいかなる理由があっても議員以外は議場に入ることができないとされていて、緒方議員は結局、長男を友人に預けて出席し、市議会は40分遅れで開会しました。 緒方議員は、おととしには議員の宿泊を伴う視察への子どもの同伴を認めるよう議会や議会事務局に求め、市議会は条件つきでこれを認めています。 緒方議員は、本会議のあと記者団に対し「子育て世代の代表として、子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった。子育て中の女性が活躍できるような市議会になってほしい」と述べました。 全国市議会議長会は「議員が子どもを連れて議会に出席しよ
米ペンシルベニア州ピッツバーグで公道走行実験に臨むウーバーの自動運転車。同社提供(2016年5月19日提供、資料写真)。(c)AFP/UBER/HO〔AFPBB News〕 わが家の近所のユニクロが無人で精算する「セルフレジ」になった。商品をカウンターに置くと、その情報をセンサーが読み取り、クレジットカードを入れると支払いができる。店員は横で見ていて、とまどう客を指導するだけだ。 一部のコンビニで導入されているセルフレジは、店員がバーコードを読み取り、客が支払いだけを自動でやるものだが、これでは無人化できない。ユニクロのセルフレジは、商品の情報を無線ICタグで読み取るのが特徴だ。これは商品に小さな半導体をつけ、その情報を無線で飛ばすものだ。 高コストの正社員が自動化のリターンを高める ICタグの技術は新しいものではない。20年ぐらい前にも「ユビキタス」などといわれ、いろいろな流通企業が試み
自民党は、総務会で、衆議院選挙の公認候補予定者となる支部長について、2回以上続けて比例代表で復活当選した議員は、今後原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするなどとした新たな基本方針を了承しました。 この中では、各選挙区の支部長について、毎年選挙区内の党員の獲得状況などを踏まえて差し替えも検討し、2回以上続けて小選挙区で議席を得られず、比例代表で復活当選した議員は、今後原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするとしています。 これに対し、出席者からは「選挙区ごとの特殊事情を十分勘案してほしい」といった意見が出されましたが、最終的に基本方針は、全会一致で了承されました。 このあと、竹下総務会長は、記者会見で「今回決めた基本方針が原則になるが、実際には選挙区事情などを個別に勘案して、各都道府県連と党本部の間で調整することになるだろう」と述べました。
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